エレキ修理とケースロゴ

製作、リペアなどお待たせしてすみません。急ぎだというお仕事を先にやらせてもらいます。

エピフォンのスイッチ交換。スイッチクラフト社のちょっと違うね。写真は撮り忘れ。

それからテレのフレット交換。USAもこんなに太いフレットだったっけね。ちょうどおんなじくらいのがあった。WIDEでHIGHのジャンボフレット。

今日はフレット抜いて指板をならしたところまで。指板面はかなり綺麗で塗装はげなくて済みそう。角ははげるけど。今回は塗装なし。

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それから、ケースが届いたので、ロゴを入れる。

今回は特別な注文を受けているので、ふた手間加えて完成形がこれ。

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ジョジョ婚って?に回答

ジョジョ展、ジョジョ立ち、ジョジョ婚とはなんぞや?というご質問に簡略ながらお答えしたいと思う。このブログではギターの事ですら読者置いてきぼりの説明不足は日常茶飯事、ちょっと肝に銘じつつ。

まずジョジョとは27年前に週刊少年ジャンプで連載がスタートした「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画のこと。現在も第8部がウルトラジャンプで連載中。

作家の荒木飛呂彦さんは仙台市出身で、連載25周年を迎えた一昨年、初の原画展となるジョジョ展を仙台市で行った。第四部、第八部の舞台がS市杜王町といって、ここ、杜の都仙台がそのモデルとなっている。荒木先生は海外でも高く評価されており、GUCCIとコラボし、ジョジョ展は仙台、東京の他、フィレンツェでも開催された。

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ジョジョの奇妙な冒険では演出として劇中で、そのキャラクターたちそれぞれが、しばしば特異な決めポーズをとる。この立ち姿をジョジョ立ちと呼び、みんな真似してみているというわけ。

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この仙台の原画展を主催した中心人物の一人が僕の大学の同級生だった。彼らの呼びかけに応え、運営スタッフとしてボランティアで参加した者同士で結婚に至った場合をジョジョ婚と呼んでいる。

 

 

 

台風の日

急に寒くなった。昨日一日屋外にいたのはこたえた。FBを見てわざわざ足を運んでくれたお客さんには感謝している。

基本的にギターに興味のある人なんて全然集まる場所ではないので、チラシも数枚しか受け取ってもらえなかった。うちのことを知ってか知らずか、隣のブースでは「うちは銘木なんて使わない。みんなが捨てるような材料で作ってるんすよ」とお客さんに連発していた。ちょっと興味を持って話しかけてくれたのは日本語ベラベラの外国人陶芸家さんとか、ガラスエッチングの職人さんとか、モノ作る人たち。

今日はブリッジ作り。明日これが接着できるかどうか。ちょっと急ぎの仕事が舞い込んだ。

おとといの友人夫婦はこの台風の迫る中、無事に新婚旅行の飛行機が飛んだらしい。よかったよかった。

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匠まつりとジョジョ婚式準備

明日はうちと同じくジョジョ展から始まった2人の結婚式。

明後日は、以前頼まれて、一日なら参加できると返事した後、その後何の連絡もないからどうなっているのだろうと思っていた柴田匠まつり。

一応確認の電話をしたら、数に入っていなかったんだけど入れてくれるって。まぁなんか、まぁとにかく、過程はどうあれ、そんなこんなで、

5日は柴田町の太陽の村に一画借りてそこにおります。

明日の友人ジョジョ婚式には明後日の準備も持っていかなきゃなので今日はその準備。

新婚旅行中編

バルセロナから飛行機でパリへ移動、ざっと市内を見て後日の自由行動の予習。一泊して翌朝バスで5時間、モンサンミッシェルへ。

遠くから見えた時点で興奮する。島の聖堂としてスタートし戦争があってぐるりと城壁で囲まれてこの姿になったというが、まさにラピュタかラプンツェルのお城か。眺めながらの昼食は名物のオムレツ・・・これをオムレツというのか・・・。はさまれているのはメレンゲ。あっさり塩味。まずくはないけど・・・。サイズ変更DSC_2413_113サイズ変更DSC_2407_114

入口までは車両規制のため無料のシャトルバスで向かう。両側に運転席があり転回の必要がない。

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教会までの細い路地には土産物屋が並び、日本語表記も多い。清水寺みたいだ。

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協会は何階建てだったんだろう?複雑なつくり。狭い岩山に作ったから岩に乗ってない床もあるんだってさ。でも中庭もある。てっぺんには大天使ミカエルがいるんだそうだ。

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島の周りの城壁も散策。大砲が残ってたり。この時間は引き潮で干潟が続く。それにしても空が広い。山は一つも見えない。とりあえず、一回はジョジョ立ちもしておく。

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さて、ホテルの方へ戻ったら、夕暮れからライトアップまで写真を撮るのだ。これほどの被写体があり、天気が良くて潮も満ちてくるとありゃ、この機会を逃すわけにはいかない。橋の上からなので人が走ると揺れる。三脚もないけど、欄干にカメラが置けた。ただ、置いてしまうとファインダーが覗けないので感覚で。しかしだ、敵は手ぶれでも揺れでもなかった。蚊が多すぎる。こんなの経験したことがない。息をすれば吸い込んでしまいそうなほど。空気のように蚊が飛んでいる。

夕暮れのモン・サン=ミッシェル。水面に映るのが撮れてはしゃいだ。設定をいろいろ変えながら、数打ちゃ当たるの法則で。

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ライトがちらほら点き始める。すでに20か所は刺されたがそんなことで音を上げていられない。

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日が落ちたらまた美し。

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日没も遅かったけど日の出も遅い。出発の直前、朝焼けに染まったのも撮っておかなくちゃ。

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サンクスパーティ

作業再開はフレットから。丁寧にマスキングをはがす。ちゃんと塗装を切らないと指板サイドまで塗装はげちゃったりするから。最近そんなのを学生の作品で見た。で、フレットサイドを処理してすり合わせ。フレット整形、フレット磨き。

ここまでやって初めて、ブリッジをいくらの厚みで作るべきか決まる。

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久しぶりの放課後学習室、1年生はもう俺のことは忘れてしまっていたみたい。

夜は先日の式場でサンクスパーティなる無料の食事会に招待されて行ってみた。20組以上の新婚さんが集まっていた。タダより高いものはない、なんていうからちょっと疑心暗鬼。ビュッフェスタイルの豪華な食事が並んでいて、どれもおいしいし、式の時あまり食べられなかったからうれしい。何より、二度と会わないと思っていたカメラマンや衣装レンタルの人とかにも挨拶できたのが良かった。どうやら、式が終わっても記念日とか何かの折に会場とかレストランを利用してねっていう広告が目的のようで、それにしちゃお金かかってるように感じたけど、ありがたいサービスだった。他にもバイトの実地研修とかの意味もあるんじゃないかなんて裏読みしたり。今日撮られた写真はどう使われるんだろう・・・?ま、運営トップへの報告とかかな。

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日常へ

29日に帰国、実家で一泊して昨日の夜に蔵王へ戻った。

戻ってみるといろんなものが届いていて、その中に役場から謎の書類。

税金の見直しのために被災した自宅の修繕状況を知らせよという物なのだが、自宅を4分割していて、どれがどこを指しているのか皆目見当がつかない。役場へ行ってそのネタを見せてもらった。明治43年に登録された34平米、昭和22年に登録された6平米、驚いたことに、そんなものとっくにない。6平米は別棟の風呂だった。以前住んでいた人のずさんさが分かる。滅失届を提出、これで固定資産税が数百円安くなるって(笑)。玄関は綺麗に直したけれど、基礎が沈んで床がゆがんでいるのは直していないと言ったら、住居の方は資産価値が下がったまんまだってさ。作業場は結構直したから税金も元に戻るのかな。

借りていたキャリーバッグを返しに行ったり、払うべきものを払いに行ったり、すっからかんにしていた冷蔵庫にちょっと補充したり、たまった洗濯したり。大量のRAWデータの写真を眺めて、使いそうなのをちまちまJPGに変換しているけど、まだ1/3ぐらいかな。

部屋はまだごった返し。結婚式で予期せぬところから頂いてしまったお祝いへの何かしらとか、今回のお土産とか、色々あるけど、明日からギターの仕事もしないといけないし、バイトも再開するんだな。

 

新婚旅行前編

私財なげうって行ってきたぜ新婚旅行。結論から言えばその価値は充分あった。

最初に予約したツアーは催行人数に満たずキャンセルし、取り直したツアーはエールフランスのストライキで急遽ブリティッシュエアウェイズに変更になり、ヒースロー経由。ロンドンで聞いた英語がまるで聞き取れなかったことに多大なショックを受けた。EXITの発音はイグジットじゃなくてエクセットに近い。

ヒースローで乗り換えて、まずはバルセロナ。そっか、メッシでもイニエスタでもシャビでもないのか、街の広告はネイマールだらけ。到着は夜、気軽に入れそうなバルが見つからず、近所の売店でビールとバルサチップスを買い部屋飲み。そして、翌日のグエル公園入場券を携帯からネットで購入。入場制限があって、時間指定チケットとやらで、事前購入してないと入れないんだって。買うとメールでQRコードが送られてくる仕組み。

翌朝から観光、小雨。雨でも暑くて喉が渇く。町を歩いていると突然ドーンと現れるサグラダファミリア、圧巻。でも思ったより出来てない。中央の一番でかい塔もまだなく、本当にあと12年で完成するのだろうか。

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近くで見るとなお凄い。どこを切り取っても精巧な彫刻があって、なるほどこりゃ時間かかる。日本人の建築家はこの楽器の所と三角屋根のてっぺんのフルーツと、あとどこを作ってるって言ったけなぁ。

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中に入るともっと凄い。巨大な白い石の林と鮮やかなステンドグラス。厳かでありながら不思議と落ち着く。宗教とか関係なしに、すっかりガウディに魅せられた。

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教会内には建築のための模型工房も備わっていて、この日も作業が行われていた。

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バルサショップでちょっと買い物して、パエリアの昼食、デザートのクリームブリュレがゲロ甘。ピカソ美術館を駆け足で見て回った後、翌日午後のフライト予定だったエールフランスもストで欠航が決まり、予定が早まったのでツアーは自由時間をすっ飛ばしてモンセラットへ行くというので、この日の午後だけツアーから離れて我々は自由行動でグエル公園を目指すことにした。

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ピカソ美術館から歩いて、まずは町中にあるバトリョ邸へ。この時かなり危険なにおいのする裏道も歩いたけど、google先生が道案内してくれた。骨型の柱とカラフルでメルヘンな屋根。かわいい。こうして見ていると、なぜほかの建物はかくも四角いのかと思ってしまう。サイズ変更DSC_1742_062

 

 

タクシーで高台のグエル公園へ。お菓子のような家、ぐにゃぐにゃのベンチは案外座りやすい。マスコットのトカゲとの記念撮影はアジア人が邪魔くさい。

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夜にツアーと再び合流。スペインなのにスペイン村ってのがあって、そこでタパスをつまみながら本場のフラメンコ。わけわかんないのをサラッと弾く。

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車窓からライトアップされたサグラダファミリアを拝んで、充実の一日を終えた。

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