私財なげうって行ってきたぜ新婚旅行。結論から言えばその価値は充分あった。
最初に予約したツアーは催行人数に満たずキャンセルし、取り直したツアーはエールフランスのストライキで急遽ブリティッシュエアウェイズに変更になり、ヒースロー経由。ロンドンで聞いた英語がまるで聞き取れなかったことに多大なショックを受けた。EXITの発音はイグジットじゃなくてエクセットに近い。
ヒースローで乗り換えて、まずはバルセロナ。そっか、メッシでもイニエスタでもシャビでもないのか、街の広告はネイマールだらけ。到着は夜、気軽に入れそうなバルが見つからず、近所の売店でビールとバルサチップスを買い部屋飲み。そして、翌日のグエル公園入場券を携帯からネットで購入。入場制限があって、時間指定チケットとやらで、事前購入してないと入れないんだって。買うとメールでQRコードが送られてくる仕組み。
翌朝から観光、小雨。雨でも暑くて喉が渇く。町を歩いていると突然ドーンと現れるサグラダファミリア、圧巻。でも思ったより出来てない。中央の一番でかい塔もまだなく、本当にあと12年で完成するのだろうか。
近くで見るとなお凄い。どこを切り取っても精巧な彫刻があって、なるほどこりゃ時間かかる。日本人の建築家はこの楽器の所と三角屋根のてっぺんのフルーツと、あとどこを作ってるって言ったけなぁ。
中に入るともっと凄い。巨大な白い石の林と鮮やかなステンドグラス。厳かでありながら不思議と落ち着く。宗教とか関係なしに、すっかりガウディに魅せられた。
教会内には建築のための模型工房も備わっていて、この日も作業が行われていた。
バルサショップでちょっと買い物して、パエリアの昼食、デザートのクリームブリュレがゲロ甘。ピカソ美術館を駆け足で見て回った後、翌日午後のフライト予定だったエールフランスもストで欠航が決まり、予定が早まったのでツアーは自由時間をすっ飛ばしてモンセラットへ行くというので、この日の午後だけツアーから離れて我々は自由行動でグエル公園を目指すことにした。
ピカソ美術館から歩いて、まずは町中にあるバトリョ邸へ。この時かなり危険なにおいのする裏道も歩いたけど、google先生が道案内してくれた。骨型の柱とカラフルでメルヘンな屋根。かわいい。こうして見ていると、なぜほかの建物はかくも四角いのかと思ってしまう。
タクシーで高台のグエル公園へ。お菓子のような家、ぐにゃぐにゃのベンチは案外座りやすい。マスコットのトカゲとの記念撮影はアジア人が邪魔くさい。
夜にツアーと再び合流。スペインなのにスペイン村ってのがあって、そこでタパスをつまみながら本場のフラメンコ。わけわかんないのをサラッと弾く。
車窓からライトアップされたサグラダファミリアを拝んで、充実の一日を終えた。
おかえりなさいませ!
バルセロナはいつか行ってみたい街です。
素敵な所ですね。
ピカソ美術館も行きたいです。
>正ちゃんさん
戻ってまいりました。バルセロナ、独立に向けた旗がちらほら見られました。
ピカソ美術館といっても、有名な絵が目白押しってほどでもないんですね。色々な美術館に行っちゃってて。それでも絵の変遷みたいのはよくわかる気がします。