南澤大介ソロギターの夕べ@il mio campo

今日出かけてきたのは富谷のイタリアンレストラン イル・ミオ・カンポで行われた南澤大介さんのコンサート。富谷ちょっと遠いかと思ったらよく行くムサシからすぐ近くだった。

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南澤大介さんといえば「ソロ・ギターのしらべ」シリーズでおなじみのギタリスト。

本番前にtupliの試奏をしてくれた。グリップ形状と糸巻きのノブが好みではなかったみたい。貝があんまり入ったのは好みじゃないようだけど、ホール周りのザラメ模様はかわいいと言ってくれた。音量があって豊潤だというお褒めの言葉もいただけた。ブリッジはピンを使わない横通しのタイプにこだわりがあるようで、私は作ったことがないので今後の研究課題だなぁと。

ステージ始まってすぐ、もう圧倒されてしまった。あいまいなピッキングが一つもない感じというか、音数は決して多くないのに絶対的な説得力。サザエさんの曲とかは笑えちゃうほどの再現力だったり。なんか基礎から練習しなおさないと到底近づけない様に思えてシリーズ一冊買ってみたりした。

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お料理は素材からこだわって非常に丁寧に作り込んでいる印象。色々あって楽しく大人な世界。どこそこ農園の赤い大豆から作ったパテ、だったかな?最終的によくわかんないけどウマい、になってしまう俺の稚拙な舌よ。前菜の一皿がこれ。

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イタリアンなんだけど、「今日は」と言ってデザートにスペインのクリームブリュレが出た。新婚旅行がまだ記憶に新しいこのタイミングで。「あえて本場の味にしましたので甘いです」と店主。マジかぁ・・・って思ったけど、あのね、本場より圧倒的にうまいから。比べモンにならないから。ちょっとシナモンかな?の香りがついて濃厚で。上のカリカリもしっかりして割る楽しさがあるし。スペインのは砂糖水っぽかったから。

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今日のライブを紹介してくれたEさんも言ってたけれど、「上質な時間」を過ごさせてもらった。料理も演奏も。南澤さんのライブを20人未満の空間で間近で食事とともにたのしむという贅沢をして、刺激も受けて、やっぱりちょっとギター練習しようと思ったことを備忘録としてここに残しておく。