修理、じゃないね、改造。
24フレット仕様だとマグネティック・ピックアップが確かに、おさまりが良くない。この伸びた部分を切り落として欲しいというご依頼。演奏スタイルによっては、全く使わないの、良く分かる。
ノコギリなんて使わない。トップにキズ入っちゃうからね。ナイフとノミだけ。
良かった。新たに見えた所にも全部きれいにホール飾りが入ってた。
磨いて塗装を乗せておきましょ。
そういえば、なぜ、ガットギターのナットは接着しないのだろうか。
鉄弦のナットは接着する。
以前勤めていた工場でそうしていたから、自然とそうしている。おおかた歴代の名だたる製作家やメーカーにならっての事なんだろうけど、ガットの場合、接着する必要がないって事なんだと思う。
さて、オセロギターは数日前に一回目の塗装を終えているのだけれど、糸ぐらの中に目止め材が残っていたので部分的に塗装がはがれるまで研磨。塗装の乗りにくいこういった部分もできる限り綺麗に作りたい。
で、全体にもう一度かるく目止めして、研磨して、2回目の塗装。
今日は農業。
昨日買ってきた苗と種を。
本当に家庭菜園レベルでちょっとだけなんだけど、丸一日かかっちゃうのね。
CD買った。
最近ネットでちょっと話題のアカペラグループ
これ、ホントかっこいい。
PENTATONIXで検索するとDaft Punkのカバーが見つかるので、その動画を見てみれば分かると思う。
それから、Tiaraのカバーアルバム「Lady」
この中の「春よ、来い」
使用されているガットギターがtupliの#061だそうで。
tupliガットの音が堪能できるのです。
「西山隆行とTacchyの アコギ魂2014 その1」@Cafe de Lucille
行ってまいりました。
ハイブリッドピッキングによるギャロッピング奏法のにっしー。
なんぞや?って感じでしょ。今回、用語の意味が良く分かった。フラットピック使いながらサムピックでの弾き方みたいに指弾きするのをハイブリッドと呼ぶんだそうな。昔ちょぴっと練習した事ある。激むず。断念。ギャロッピングはカントリー的なベースの・・・ミュートが難しくて・・・詳しくは今夜の泉で行われる、アコギ魂その2へどうぞ。
タッチーさんは在仙ギタリストだからご存知の方も多いかも。tupliのホームページに動画のリンクもあるし。来月からAMのTBCラジオ、Early Birdって番組のテーマ曲としても聴けるらしいゾ!
難しい事を簡単そうにさらっと弾いちゃう2人のライブ、楽しかったっす!
ブリッジを除く木工が終わって塗装準備。
このところ頻繁なウッドパーフリングやメイプルバインディングの時に既出の、とのこ目止め前の白い木にリキッドマスキング。
乾いたところで、とのこの目止め。例によって泥まみれ。
サイドバックもネックもわりと緻密な材だから綺麗に詰まっていると期待している。
風が吹くと桜が花びらを散らかし、畑の脇にはちょっと変わったスイセンが今まさに盛り。
畑仕事じゃ!
特に湿気った辺りにもう一ヶ所溝を掘って、今年は畝の向きを縦横変えてみることにして、比較的乾いているところにジャガイモを植えた。
何も植えていない畑にイノシシの足跡があったから、被害が出る前に何らかの対策が必要だなぁ。
夕方ようやく畑が終わって工房へ。
今日は木地研磨。久しぶりにドイツ松の白い肌がきれいになった。表が白くて裏が黒いからオセロのようだね。
ヘッドロゴはそうめんタイプ。
貝のインレイとは逆で、まず、掘る。使うのはデザインナイフのみ。
で、真鍮を埋め込む。運がよければこのまま行けるけど、最終研磨で大抵どこか剥がれ落ちて一部分埋めなおす事になったりする。それだけ浅いってこと。だから指板には使えない手法。ギターでこのインレイをやっている人を僕はまだ知らない。
ネックグリップを削る。ホンマホ(ホンジュラスマホガニー)のネックを削るの12年ぶり。いつものアフリカンマホよりも、みっちりむっちりとして丈夫そうだし、削っていても気分がいい。さすが、世界三大銘木と言われたマホガニー。家具などにも人気がありすぎて、残念ながら希少になっており、現在ワシントン条約によって伐採が禁止されている。
指板インレイの接着剤も乾いたので指板接着。
ホールにはみ出した指板を削るのってナイフの扱いに慣れてないと怪我するよ。俺が使ってるよりもっと短いナイフの方がやりやすいんだけど。まぁ、砥いでいるうちにいずれ短くなるでしょう。
ヘッドプレートも接着。糸ぐらのテーパーを削ると顔がはっきりする。
タイヤ交換したり、畑仕事したり。
あ、湿原だった。この湿原からもう少し畑っぽくしたいので、外側に深めの溝を、お堀を作ることにしたんだけど、案の定重労働でまだ途中。やってみると、どこから水が沸いていたのかよく分かった。
ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。