さんれつ

ご近所に不幸があって、前夜祭(お通夜)に参列してきた。
神道(神社式)のお通夜は初めてで、形式がきっかりしているんだなぁという印象。
一つ一つの所作動作に意味があるはずなんだけど
立ったり座ったり頭を下げたり戻したり、何かと忙しい。
特に「ご低頭ください」と言われて頭を下げた状態で数分間、
これがなかなか大変で、正座よりはるかに辛い。
僕だけではないようで、頭を戻すたびに、周囲で咳払いやコホンコホンと騒がしくなる。
お焼香の代わりに深い緑の葉の付いた木の枝を壇に置いて2例2拍手1礼をする。
その時に雅楽が鳴るのだが、雅楽というものを結婚式と正月以外に聞いたことがないので
とても不思議な感覚になる。
お経の代わりに祝詞(ノリト)があげられるのだが、これはお経よりも日本語に近い。
僕の知る弔事における色々な単語が仏教だけのものか
あるいは神道にも共通かがわからないので、無口にならざるを得ない。
数珠はいらなかったらしい。
それ以外、基本的には変わらない。
どうあれ、きっと形なんて気にしすぎないほうがいい。

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