先生

午前中は小学校で先生なんて呼ばれて、否定もせずに先生役を演じてきました。
ちょっとやってみると先生ってさすがだと分かります。
教職員免許なんてないし、先生になりたくてもなれない人がたくさんいるのにね。
まぁ授業するわけじゃないので。
さて、今日はヘッド厚を決定してからグリップ削りです。
と言っても、実際削るのにはそんなに時間はかかりません。

写真の後、ペーパーで磨いてネックが出来上がるわけですが
この研磨の方が時間がかかっています。
工場ではハンディの電気サンダーを使って仕上げていたのであっという間です。
削る前も機械加工していて同じ形から削るので速いものです。
だから半日あれば15本は仕上がるでしょう。
でも全て手研磨だと汗をかきますね。
のんびりやるので3本がセキノヤマかもしれません。
手研磨の方がワンランク上のグリップができるのでヨシとしましょ。
ところで、指板交換したギター、鳥のインレイがなくなると派手なのに落ち着いた感じですな。
ボディサイドにも貝が入っているのでお高いんですよ。

「先生」への5件のフィードバック

  1. 手研磨って、いやあ~、2ランクは上だね。
    グリップって、薄ければいいってもんでもないね。
    tupliギターのグリップのこの弾き心地の良さはね、なんつったらいか、まあ、ほっとするって言うか、疲れ知らずで、いつまでも弾いていたいんだよねえ。
    ん?セキノヤマ?関の山?関の山って、なんで関の山って言うンだっけ?日本語って奥深いね。

  2. >お天気マーチンD-40さん
    関の山:関宿(現三重県亀山市)の夏祭りに出る山(関東で言う山車)が立派であったことから、「これ以上のものはない」という意味で使われるようになった(Wikipedia)
    ありがとうございます。
    手研磨だから弾きやすいって訳ではないんですよ。厚さや形は削り方で決まるわけですので。
    あんまり薄いのは僕も嫌いです。そもそも、トラディショナル・トラスロッドのテュプリではそこまで薄くできない設計です。
    電気サンダーを使うとネックの真ん中辺りが薄くなりがちだったり、ちょっとイビツになってしまったりしやすいんですよね。ちゃんと直線じゃないっていうか。さっと研磨できちゃうので、削りも荒くなりがちだったりですね。
    グリップやグリップとヒールとのつながりのあたりの削り方で職人の木工技術がすぐ分かります。

  3. 今日ようやく社会復帰を果たしましたインド人です
    金曜日は「先生」ご苦労様でした
    明日は宮でニジマスつかみ&芋煮の手伝いです

  4. >蔵王のインド人さん
    ニジマスつかみ?!!
    なんですそれ?宮にニジマスいるんですか?白石川?
    河原で芋煮て、その火で焼くわけですか?
    そいつぁ最高ですね!

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