特別仕様はもう一つあって、それがこちら。ジリコテ(シャムガキ)。この美しい杢目に惹かれて専門学校時代にヘッドプレートに採用したことがあるけれど、反る、割れる、油っぽい、やたら硬いでそれ以来ニガテ意識がある。反っていたし含水率がちょっと高そうだったので軽く熱をかけたら大々的に裂けた。真ん中近くまで裂けている。手ごわい材料なのだ。
これだけはっきりと割れてくれれば決断しやすい。今回は裏板4ピースで行く。割れた部分は取り除く。左右同じ位置で接ぎたい。他に割れている所は入れたくないし幅にそれほど余裕もない。どこでどう切ってつなぐのか
決まった。
おおっーいいっすね
キュビズムのピカソやブラックみたいな神々しさを感じます
あーなるほど。ジュルジュブラックってこんなだったかもしれませんね。コラージュみたいな。って言うと急に俗っぽいでしょうか。いっそコラージュと割り切れば何ピースだっていいような気もします。
カットの仕方が上手い為か、または木目の模様がそう思わせるのか、4ピースには見えない自然な感じですね。
昨年は、カキノキ。今年は、ムラサキと硬い材料と格闘。
腕がひとまわり大きくなりそうですね。
割れ方がラッキーだったのでしょう。しかし、ジリコテって柿じゃなかったんですね。ながいこと間違えていました。まさに格闘、非常に手ごわいです。いさくさんのお陰で勉強させていただいております。ありがとうございます。
こんにちは。先日はありがとうございました。二本ともそれなりに弾いてます。今回の特別仕様は島村楽器さんに置いてもらうのでしょうか?完成したら試奏したいですね。
そうです。島村さんです。完成前に売約にならなければお店で試奏できるはずです。いやぁ、まだ完成の話をするのは早いっすぅ。まだ格闘中です。
えっ!
完成前に売約ってあり得ないです。
どうやって最中に予約すんですか?
まぁまぁあり得るんじゃないですか。ネットでギター買う人もたくさんいますし、仕様だけ見て決める人もいることでしょう。私も何も決まっていない製作中のギターが売れたらいいのにって昔から思っております。
今回のギターに関しては可能か不可能か島村楽器ロフト店に問い合わせしてください。