LG-1修理最終段階。
ブリッジピンを合わせてサドルを作り、ペグを取り付け弦を張ってナットを作り直す。オクターブ、弦高を確認後、ピックガードを貼りなおして完了。
と、思いきや、ピックアップの音が出ない。よくよく見てみるとコードのカバーが劣化してホットがアースに落ちてる。なるほどこれなら直せる。
しかし、ハンダを外そうとしたらジャックの突起が折れてしまった。
うちに一つだけあったエレキ用のスイッチクラフト製ジャックに交換。コードも新しくして、無事音が出た。ピックアップ側もポットがむき出しの昔ながらの形状のおかげで簡単にできた。
表割れ、ブリッジ交換、裏板はがして力木交換するという大手術したギターも無事に退院できる。めでたしめでたし。ラダーブレイスでも音はしっかりしていて、まぁ古いだけあって枯れたスカスカした感じもあるけど、ギブソンらしいいい音してるで。これで寿命もずいぶん延びたことだろう。