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東京生まれ千葉育ち、蔵王町在住のギター製作家。 ベルボトムジーンズが標準スタイル。

放心

ベニアを間違えて切断していた。
間違いにしばらく気が付かなかった。
ベニアに血がついた。
それでもしばらく自分の指を切っていることに気づかなかった。
ドリルビットかなぁ?
寒くて感覚が鈍っている?
それもあるかもしれない。
けど、やっぱり、米国の貝輸出禁止がひびいている。
別国ルートを探さなきゃいけないんだけど、
他国が追随しないとも限らない。
祈る。
こうなってくるとローズもエボニーもマホガニーもスプルースも危うい。
個人製作家が使う量なんて大したことないのに・・・。

衝撃!!ニュース!

大変だ!!
アメリカって国が貝の輸出を完全に禁止した!
インレイ用のブランク材やドットのポジションマークも全て。
どーする?!
どーするよ!
不便になるよぉ。
インレイ、今度からお高くなるかもしれません。

ベニア

治具を作り始めた。
正確には、治具を作りなおし始めた。
ベニヤとの格闘。
いつまでたってもマルノコは恐い。
ベニヤの粉が鼻にノドにつらい。
夕方6時ぐらいになると寒いのも加わって完全に集中力を欠いているのを自覚する。

ベニア、ベニヤ、どっち?

脱穀

水辺の楽習
田植え-虫・魚獲り-稲刈り-に続く
最終回「縄をなう」の準備。の手伝い。
ボランティアさんのお宅へ。
庭がすごい。
湧き水を引いて池と川があり、屋根つきのベンチも手作り、草木の手入れもとてもきれい。
何でもやっちゃうのね。


脱穀機が驚くほど前時代的。
wikiによると
「足踏式脱穀機(あしぶみしきだっこくき)- コメ、ムギなどに使用。千歯扱きを改良して、歯の部分が回転するようにした農業機械。大正時代に発明された。」

楽しかったよ。
まぁ大して何もせず、おしゃべりしてきただけだけど。
おっちゃんにもらったチョコレートがポケットに入っているのを忘れてた。
焚き火の前にいたらポッケの中がベトベトさ。

とくになし

今日は午前も午後も地域コーディネーターとして動いておった。
帰って日没後、氷点下へ落ちてゆく作業場へ行って
新しい作業をする気になかなかなれないので
今日はいいや。
明日もだけど。
ゆっくり夕飯の準備をして韓国戦に備える。

ナット溝を切る際には、まず1弦と6弦の位置を決めましょう。

この後失敗してやりなおしました。
で、ひとまず完成。
良さそう。きっと満足してくれる。
あとはお客さんがどんなPUを持ってくるのか、あるいは僕がネットで買うのか。
ま、のんきに待ちます。

写真もちゃんと撮っておきたい。
これは午前中の光が理想。
いつ撮れるかなぁ。
それから、在庫のギターで1本なんかおかしくなったのがいて、
3弦7フレット、単音で弾いてもビビらないのに
あるコードを押さえた時だけ変な音がするという怪現象。
お化けなんて信じないもん。
色々眺めて原因を突き止めた。
6弦のナット溝がチップしたように小さく欠けていた。
変な音は6弦からしていたんだ。共振。
ナット交換で完全解決。
一日中、牛骨削っていたわけさ。

仮名ギターの仮完成


作業台の上 汚ね。
mammoth(仮)に弦を張った。
なるほど、こうなるんだね。
普段使っている専門学校時代のBIG BODYギターとはまるで違う楽器。
他人が弾いたのを聞いてみたい。
昔から大きなギターばかり抱えてきたから
個人的にとてもしっくりくるサイズ。
これでスケールが短ければもっと弾きやすいのに。
このサイズではロングはしかたなしか。
自分用に作るなら、音がどうなるかわからないけど
このボディで13フレットジョイントカッタウェイに640スケールネックでも
付けてみたらさぞかし弾きやすかろう。
そうそう、今年は長年暖めてきた13フレットジョイントを試したいと
ひそかに考えている。これ、内緒。
スケールは基本的に同じで。
ひとつ、感じたのは、世間でスケールが長ければテンション感がきつくなり
短くなれば柔らかくなる、と言われているあれ、その限りではないな、ってこと。
名前はこのまま行っちゃうのかな?

CDL

今日はパーツ類の取り付け。
ピンとかペグとか。
にゃんこvesseのPUがまだ決まらなくて
2本出しにする可能性もあるけれど、普通に中央に穴を開けた。
均等に2箇所穴をあけるより、これなら3つまでジャックはつけられるし
一本で出す可能性も十分あるから。
ブリッジピンを立てるだけでも、
ピンの穴をあけて、リーマーで広げ、弦の溝を切るなど
やることはたくさん。
ギター2本、お昼から始めるとここまでしか終わらなかった。
起きるのが遅いんだよな。

そうそう、12弦使ってくれている佐藤さんが
年末のカウントダウンライブでの写真を提供してくれたので
HPにUPさせていただいた。
GALLERY-vesseのページをご覧くださいませ。
https://tupliguitar.com/gallery.html

耳鼻科

今日の日中作業場は10℃近くあって快適だった。
もちろんがっちり着込んではいるけど、10℃が暖かく感じられるくらい
このところの冷え込みはキツイ。2~3℃しかないんだから。
ブリッジの接着。
オイルフィニッシュしたブリッジにワックス塗るとサラリとした手触りが気持ちいい。


昼から始めたけど3時には終わったので時間ができた。
他にやりたい仕事もあるけれど、やっぱり耳が気になる。
まだごわごわ言う。
で、近所に耳鼻科が見当たらないので大河原の大きな総合病院へ行ってみた。
それでも耳鼻科は非常勤だそうで。
ピンセットで耳に入った髪の毛でも取ってくれれば治るものと思っていたら
「軽い中耳炎ですね。」
風邪の後遺症の方だった。
薬が処方されて思いのほか高くついた。

粗品の正体

午前中と夜との分割された作業の日。
ブリッジ完成まで働いたら22時になってしまった。
空腹すぎておなかが痛くなった。
で、やっと落ちついた。
さて、キリ番粗品プレゼントが届いたようなので
粗品が何だったのか、公表です。

ホールを抜いた残り。
コースターとしてでも、壁に飾っても、ワッペンにしても自由です。
濡れたり熱に当てたりしたら反るかもしれませんし、割れる事もあるかもしれません。
一度だけオイルフィニッシュしてみましたが。
レア品ですが所詮は端材。
これまでは小学生の謎の工作に使われていたぐらいです。