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tupliではアルゴ、フィフィーなど耳馴染みのないモデル名をつけているが、実は一つの法則にのっとっている。
英和辞典を繰ってみると気づくとは思うが、全て船の呼び名からもらっているのである。
ギターを少しかじると、ドレッドノートと呼ばれるボディ形状に出会うと思う。ドレッドノートとは昔の巨大戦艦の名称である。「超ド級」の「ド」とは
このドレッドノート戦艦を指す。ドレッドノートギターは当時それほど大きかったということだろう。
ドレッドノートがあるならほかの船があってもいいじゃないか、というのが出発点なのだ。
tupliが世に漕ぎ出したギター"argo"は、古代ギリシアの冒険船。"fifie"は漁業用の小型の帆船。"vesse"は大型貨物船という意味の"vessel"から。
"L"を落としたのだが、実は過去のマイナーチェンジでボディサイズをわずかに大きくしているので、"vesse"のLサイズという意味で、結果的に"vessel"に戻ってしまった感がある。
"mammoth"については、一番大きいのを何と呼ぼうか悩んだ時に、ひとまずジャンボと呼んだところ、
お客さんから「それじゃ飛行機だ。巨大タンカーはマンモスタンカーって言うじゃないか」との指摘を受けてマンモスに落ち着いた。
ドレッドノートの対極として、どうしてもどこかに帆船の名称を使いたかった。反戦ってことで。
では、クラシックの方はというと、これが船とは関係ない。ロマニロスのサイズを参考にしたタイプRとモダンクラシックのタイプM。
tupliならではの何かが生まれた暁には、なんて言い訳をして、この名称については棚上げ、もとい、陸揚げしておくのである。
(画像はイメージです。2014年オンフルール)