この週末はバインディングを。曲げて4回に分けて1本ずつ接着。ひもできつく締め上げるので反対側はガムテープで保護している。
この乾燥の待ち時間で頼まれものの革細工。これ、アンコールなんよね。前回どうやったか覚えてない。まぁだいたいで。2日で仕上げるのだ。
修理のフラメンコ、すり合わせを。ペーパー当ててみると結構歪んでいたのが分かる。サドルも削って一般のフォークギターより低い弦高にはなった。あとコンマ3くらい下げたいんだけど限界。これ以上を求めるとなると指板自体をどうにかしなきゃならない。なにせこれはスペイン製。ネックのリセットはできない。一本棹だろうからね。
ちなみに 一本棹っていうのは、ネックにサイド板を差し込んでそれに表裏を貼るという作り方で、いわゆる前ブロックとネックとが一体、一本でできているという物。スペイン式。それに対して、私が採用している方法は、アメリカンな鉄弦ギターも同じだが、ボディとネックを別々に作ってジョイントする。こっちはドイツ式。
新しくなったホームページはもうご覧いただけただろうか。大きな内容変更はないものの、縦の分割とか2つのコラムや基本仕様書などの出来に我ながら満足しているのだよ。ただスマホで見るとレイアウトがちょっとくずれてしまうね。ちなみに、リンクのバナーに使われている写真は、浜ちゃんとこのそうたん。ご協力ありがとう。
今日は先日作った治具を使ってガットギターの調整を。弦高を下げたいけれどサドルがほとんど出ていないうえに、今後アンダーサドルピエゾPUを取り付けたいというので、ブリッジの高さを削り落として、サドル溝も深く掘りなおすという作業。羽よりちょっと深くしたい。このサドル溝を掘るのに治具が必要だったのだ。ちょっと溝の幅が広がったけれども、ノミでは作れない精度で平らに掘り下げることができた。
写真の後、削った部分にラッカーをのせたので、サドルやナットを作るのは明日。ゆっくりサッカー観戦をしていた。
構想から2年、いや、3年?ついにホームページのデザインを一新した。
トップページのスライドショーに当初ついていた、スライドさせるための矢印はどこかへ消えて直し方もわからない。難しいスクリプトはいろんな所からのコピペでできているから。いいや。
PCモニターが横長になって以前のデザインががぜん古臭く見えていたので、ちょっとホッとしている。まだ工事中あるけど。
先日の重石効果は多少あったんじゃないかと。ブリッジの接着面を何とか作って、いざ接着の段になってまぁ難儀した。接着剤の水分でブリッジは動くし、クランプで押さえた所だけたわむほどブリッジもトップも柔らかい。下からの当て木に金属プレートの添え木して半分ずつ押さえ込むようにしてどうにか接着。ホールからブリッジの羽部分まで届くクランプがほしいな。これは今後の課題。糸巻きも新しくして楽器として復活。結果、弦高もある程度下がったしまぁよかった。
それから、いつかは準備しようと思っていたけれどなおざりにしていた治具、必要に迫られたら簡単に作れる方法を思いついた。アメリカ製ミニルーター用の治具(写真右)を使い慣れた日立のトリマーでも使えるようにしたかった。簡単なアタッチメントでいいのだ。材料は5mmのアクリル板と130円で買ってきた金折れ一つ。
タップでネジ切って邪魔な部分は切り落として完成。修理が楽になるかな。
エレキのフレット交換修理も納品して、次はガット修理。ブリッジが浮いてしまっているのを剥がして付け直す。
古いSのヤイリ。やっぱりニカワ接着だった。間違えてスクエア設定で写真撮っちゃった。
ブリッジを剥がすために熱と水を使うんだけど、はがれたブリッジはねじれるように反って、トップは解放されたように膨らんだ。ムムム、しっかり乾燥させてから具体的に考えるけど、ムムムだな。
沖縄に引っ越した友人から前触れもなしにプレゼントが届いた。読谷
(よみたん)のやちむん(焼き物)だよって。わざわざ頼んで焼いてもらったみたい。我が家で最大サイズの大鉢。ちょっとブチャラティを彷彿。嬉しいね。彼の所、無事に第二子誕生したみたいだし、何かお祝い返しをしたいのだけれど何がいいかなぁ。