午前中は小学校夏休みの寺子屋。
午後は2組のお客さん。たっぷりおしゃべりしてのんびりの一日。
修理をいくつか並行して、力木はがれの修理も。一か所だと思ってたら他にも。
ネックにアイロンをかけると言うと、衣類用のアイロンを指板上で滑らせるイメージをしがちだけど、ネックの反りを直したいのでがっちり固定する。アジャスタブルなロッドではない古いマーチンは、ピックガードがトップ板に直接貼られているせいで、ピックガードが経年変化で縮むにしたがってトップ板を変形させてしまう。ピックガードのヘリに沿って入ったヒビを固定。ピックガードがはがれかけていたのは好いこと。はがして新しいものに交換する。
製作中ギターは二度目の塗装。
今年もやってきたAZ Music Fes.
最高の天気、昼から強風。
B.Mumpsがついにバッパーズのカバーやってくれるってんで楽しみにしてた。キタ!”栃東の取り組み見たか” 楽しいわぁ。最高!YES!YES!
ノリノリの音楽に飛び入りのパーカッショニストが3人も。
試奏用に持って行ったギターもあまり弾かれることもなく、お客さんは少な目だったけど、本当に一日が短く感じられるようになった。楽しいから。歳ではないッ!
毎年、片付けの頃になると降る夕立も今日はなかった。初めてかもしれない、全く降らなかったの。
日曜の朝からまた地域の草刈りの予定らしいけど、AZFesに行く前には辛いので、事前にいくらか刈っておく。暑い。もうフラフラ。刈払機を知っている人は分かると思うけど、反時計回りに回転するから左へ左へ刈るために、のり面を刈る時は左足が常に斜面下にある。常に同じ向きは腰に来る。すみません、このくらいで勘弁してもらっちゃう。
フラフラして、刈払機で自分の車に傷つけちゃった。白く削れた。
さて、先日、吹きガラス体験でガラス工房キルロさんにお邪魔した時、ちょうど取材が来ていたんだけど、さっそく「りらく」に掲載されていた。宮城の工房めぐりと題してみごとな手しごとの一つとして、美しい縞々ガラスややわらかな風鈴とともに。写真の表情は…ちょっと硬いなぁ(笑)
おぼつかない手つきで俺も載っちゃった。
さらに!うちでも愛用している焼き物の元窯さんも載ってた!釉薬の色がホントきれいなんだわ。吸い込まれるような複雑な赤や青や緑色が。この方、ギターもただものじゃない腕前。りらく8月号は要チェック!
ちょっと拭き上げて磨こうと思ってこすると、むしろ白くくすんだ。
おや、と思い薄くコンパウンドを付けて磨くと、くすみの範囲は広がってウエスに黄色いワックスのようなものがつく。 光らせるために何か塗ってあるんだね。ちょっと慌てた。 ネックのベトつきもこれのためか。ネックは何とか落とし切ったけどボディ全部は無理。このワックスは何なのか。シリコン入りのポリッシュとか、色々配合されたレモンオイルとかその手のものなのだろうか?ラッカーの光沢を失っているからお勧めできかねる。バフ当てても質感がまるで違うからオレンジオイルを塗って光らせておいた。
友人一家は今朝帰った。そんなわけで連休を連休らしく過ごした。もっと天気が良かったら、計画していたこともあったわけだけど。
バインディングをラッカーで養生し、乾いたらマスキングテープを貼って、とのこによる目止め。
両親が帰って、今度は小さなお客さん。
うちのボロボロのトマトを狙っている。青いのまで収穫してご満悦だったよ。下の子はお父ちゃんそっくりだと思っていたけど、横顔はおかぁちゃんそのままだった。
昨夜から両親が来ている。今日は天気が良かったら地蔵か屏風まで尾根伝いに蔵王を歩こうかなんて言っていたのだが雨だったので、閖上(ゆりあげ)に行ってきた。
「閖上の記憶」
当時の映像や写真とともに、地元の方が色々な話をしてくれる。
すぐ近くの閖上中学校。慰霊碑にはお線香がたかれていて、時計は地震の時間で止まったまま。
もう新しく立て直した家があるのかと思ったら、人は住んでいなかった。当時新しい家屋は流されずに残った物も多かったみたい。この辺りは一帯かさ上げ工事の予定があるという。だから建て直すわけにはいかない。こんな広い所をかさ上げするってどうするんだろう・・・。
仮設市場である閖上さいかい市場へ行って、豪華なお昼を食べ、旬のほやを買って帰ってきた。
カッタウェイのワイヤーインレイが完了した。
このオーダーは僕にとってもちょっとした挑戦であったし、見ている人にとっても、こんな事もアリかぁ、と思ってもらえたような気がしている。この写真ではゴールドとシルバーの見分けがつかないけど、2色使い。
パラパラと小雨の中、芋掘り決行。芋が濡れなきゃいいのさ。最後の最後は本降りになったけどギリセーフ。枯れたのが早かったので想像していた通り小さい。イノシシに半分取られたのと、大不作のため短時間で終わった。手前男爵、奥キタアカリ。いっぱいあるように見えてもピンポン玉サイズですからぁ。
午後はインレイを。根気の作業。ちょっとOが浅いかも?目止めの後の研磨ではがれるようなら、その時やり直す。
ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。