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東京生まれ千葉育ち、蔵王町在住のギター製作家。 ベルボトムジーンズが標準スタイル。

研修はいつも雨


朝から仙台で学校支援ボランティアと地域コーディネーターの研修。
お昼食べた後は眠くなります。
でも、蔵王町はけっこう優秀というか、わりと進んでる方かもしれませんよ。
学校が積極的に協力的で、
顔の広い優秀な社教主事の先生が学校支援本部にいて
要領のいい地域コーディネーターが2人いる。
蔵王町は恵まれた環境みたいです。
地域住民はもっと学校教育現場に参加していいんだと思いますよ。
他の町みたいに、TVで紹介されるような事があると面白いんだけどなぁ。
先日のチェーンソーはTVあったか。

同業同期生

フェルナンデスギターエンジニアスクールの同期生が遊びに来てくれました。
申し訳ないです。
ソリッド科の人はほとんど覚えておりませんでした。
言い訳をすれば、1年2ヶ月しか在籍していなかったので。
当時の学校での出来事や、先生の思い出話が楽しくて
ずいぶん引き止めてしまい、日付が変わっちゃいました。
どうもありがとう。
彼も昨年、独立開業したそうで、山形で頑張っているようです。
すごいです。年下です。
工場勤務時代、やっぱり自宅でも作業していたようで
僕とそっくりの経験をしてきたみたい。
似た者同士ですわ。
話を聞いていると、ちょっとビビるくらいの難しい修理をこなしてきているようで
勉強になります。
情報交換して、互いに切磋琢磨できたらいいですなぁ。
近いうちにホームページにもリンクを貼らせてくださいね。
こちら→ 彩雲弦楽器工房
しっかし、同期は妙に優秀だと思います。

続えすわん

昨日の夕方から部分塗装。
セラックをちょっと塗って、しばらく ぼ~っとして
またセラックをちょっと塗って、しばらく ぼ~っとして
で、またセラックをちょっと塗って、しばらく ぼ~っとして
を繰り返し。
他に仕事がありゃいいんだけど。。。
ウレタン塗装でカラーまで塗られた物とはどうしたって色も光沢感も違うけど
今回ぐらいの面積だとこの方が早く安く仕上げられます、トップ板だし。
それに大部分がピックガードで隠れるので。
ピックガードを貼る前にお客さんに見てもらいましょう。
気になるようなら、トップの塗装全部剥がしてラッカーに変えなくちゃ。

小学生とお茶。

テュプリユーザーさんがギター持って遊びに来てくれました。
工房に置いてあった頃より確実に音が良くなっています。
やっぱり弾かれてなんぼなんですね。
それから、小学生が2人遊びに来て、お客さんが来ていた流れで
初めてかもしれない、小学生とゆっくりコタツでお話しました。
何やら難しい悩みを抱えているようです。
田舎の小さな小学校でもイジメの問題もあるようで。
ただ、とにかく感心したのは、女の子は小学生でも、よくできた、というか
大人びた発言をするもので・・・
聞き分けのいい子というのは我慢しすぎるからかえって心配だったり・・・。

えすわん

ちょっと珍しい修理かもしれません。

一番深いところでおよそ2mm削れています。
木というのは削る事はできても増やすのはとても難しい材料です。
それでもこのギターを長生きさせるのが私の使命です。
まず、薄くなっている場所に裏から補強をします。

それから、削れた部分に出来る限りあわせて肉付けをします。
貼り足す材料にチョークを塗って、広い面積で当たるよう加工して。
あとはボンドで充填するしかないですね。
木の色は同じ物はなかなかないものです。
せめて木目の向きを合わせるのがこちらのプライドとでも言いましょうか・・・。
ざっと研磨してこの状態。

演奏スタイルからしてピックガードが必要でしょう。
べっ甲柄のピックガードを貼っちゃいます。
爪の衝撃で木の表面がつぶれてしまっているようです。
削れていなかった部分でもダスターのエアーで塗装がバラバラとはがれてしまう場所があったので
この辺りから上は全部塗装をはがします。
そうしないと、何かの折にピックガードをはがす時、表板がボロボロになってしまいそうです。
しかしまぁ、これぐらい弾き込まれたらギターもさぞ嬉しいでしょうね。

続とーち

改造依頼、ヘッドにトーチインレイを入れました。
バインディングにカラーが吹かれている事を忘れて安く請け負ってしまいましたが
元々のヘッドの平面が甘々だったのが幸いして、カラーをはがさずにすみました。
通常ナットははずして塗装しますが、どれだけ叩いてもはずれないので
そのままにしました。
無理にはずせば余計ひどくなりかねませんから。
リペアというのは予想できない難しさがあるものですね。

日本酒がこわい

鍋にはカニ、カキ、アイナメ、ハゼ、カレイ、と新巻鮭のカマ。
昨夜は飲みすぎました。
最後の方は覚えておりません。
コタツで目を覚ましました。
いまなお絶不調。
飲みすぎた翌日は毎回、「酒なんて二度と飲まなくていいな」と思うんです。

げんかい


弦高を下げました。
これ以上下げると、サドルでのテンションが弱くて音程が定まらないといけないので
ひとまずココまでとします。
もしこれ以上下げるなら指板を厚い物に交換するなど、大掛かりでコスト高の大手術に
なってしまうので我慢してほしいところです。
現在の弦高は1弦で3.4mm。
通常3.0mmで出荷しますからまぁ許容範囲でしょう。
セラックは濡れ色にしてちょっと光沢をだすためだけなので
2日で終わりましたが、ボディにセラックを塗装しようものなら
ラッカーより手間も時間もかかる事をご了解ください。
今から先日の海産物祭りを我が家で行います。

祝日だったんですね。

今朝は寒くて起きた後、お昼までコタツから出られませんでした。
昨日のクラシックギターの弦高調整の為
ブリッジを削って、サドル溝を深くしました。
指板がはがれかけている場所があったので瞬間接着剤を流して圧着。
ブリッジの削った部分にセラック塗装をほどこしているところに
来客。
すっかり話し込んでしまい、遅くまで引き止めてしまってすみません。
とても楽しかったです。
やっぱり休日はもう少し早く動き出さなきゃいけませんな。
明日、サドルを作り直して写真で報告できればとおもいます。
セラックは明日じゃ終わらないかなぁ・・・