サウンドホールに続いてまた4本のパーフリング材をゴミにしてしまった。白黒線の地味だけど無いと寂しい飾りがようやく入った。
非常にこだわりの強い手ごわいオーダーをいただいた。依頼をもらえるとまだ生きていていいのかなと思える。この箱にある材は全てオーダー主さんの持ち込み材。内部の構造材以外そろってる。ネック材やバインディング材なんか、うちのおもちゃの木工機械でいけるのか?やるしかないのか。一番難しいのはホールだな。
なぜだか仕事できる時間がやたらと少ない。それもまたストレスになったりする。サイドに白線の飾りを入れている。いつもはCABというセルの代替品を使っている。木製より線がシャープに見えるし砥の粉が木目に入って汚くなるなんてことが無いので好きだ。でも今回は木製パーフリング。メイプル材。シナ材よりもしっかりしていて仕上がりも綺麗。ただちょっとお高い。海外から取り寄せているからなおさら。ぽくっと折れちゃうからげんなりする。さっと濡らして半乾きで作業するのが大事なんだな。
ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。