TVの影響だろうか、今日は見学客が２組。

作業は口輪飾りに飾り入れ。この試験的ギターは貝がらを排除してみる方針。なのでザラメ模様も。やっぱりこっちの方が手間だわなぁ。少々手間でも難しすぎなければ一度はやってみたら面白いさね。

１００年前のギターだというがすごく綺麗。

ただ、力木の剥がれている部分があって、裏板もはぎ割れ。力木は一ヶ所、材が反りすぎちゃってターンバックル等々で締めあげても、どうにも接着できそうにないので、その一ヶ所だけは今回あきらめざるを得なかった。裏の割れは多少の隙間は気にせずそのまま固定。裏材面白い。オークって言ったかな。

色々探して悩んで、ひな人形は妻の子供の頃の木目込みを飾ることにした。お人形業界には悪いけど。髪飾りの針金が一つ切れてしまっていたのを修理。ギターの弦の切れっ端がこんなに役立ったことがあったろうか、いや無い。

やっぱり難しかった。苦手は苦手のまま。一度、白黒線を一式全て廃棄してやり直すハメになった。ただ、この結果はどこに出しても恥ずかしくない。

ホールの飾りを入れるのはいまだに苦手作業。ぴったり幅にするのも大変だし、ボンドが付くと滑らなくなるので入らなくなる。まして白黒線を木の素材にするとなおさら難しい。ボンドでふやけて柔らかくなってしまう。今日はローズを切り出して溝を掘ったところ。

今朝、さっそく取材陣が来て、1時間余りで怒涛の撮影。流石、普段から生放送で鍛え上げられているんだろうという段取りの速さ。その足で県北の鬼首まで行くという。美人インタビュアーを前に私は浮足立っていた気がする。ちょっといい物もらった。

ミヤギテレビ　OH!バンデス　もう木曜日には放送の予定だそう。

さて、先日の保育園の説明会で、毎日３～４着の着替えを用意し、服は上下で別れた物を、という話にザワザワしていて、というのも、上下別れた服なんてほとんど持っていないし、着せたこともないという状況で、一体そいつぁどんなもんなのかっつうのを偵察しつつ、ひとつ買ってみようかと西松のお店へ行ってみた。なるほど、７０ｃｍぐらいだと数も少ない。８０がちょうどよく着られるのは夏すぎだろうか。８０の７分丈ズボンを長ズボンとして履くっていう手がありそうだなんて。いったい何着ぐらい必要になるやら、そんなわけで、７０～８０の女の子のお洋服、おさがり絶賛募集中。

超絶変わり種ギターの完成。早速来週にもカメラが来るらしい。電話口でディレクターさんが言っていた。「色々お話し聞かせてください。なんで作ろうと思ったのか、とか。」

吹き出しちゃった。

借りたままの佳生さんの桶ギターも返さなきゃ。

ちょうど桶ギター完成のタイミングで常盤さんが来てくれた。というか、最後の最後、ロッドカバーのネジ穴を開けようとしているところにやってきた。納品前にお客さんのギターを他の人に弾かせるなんて通常しないんだけど、今回特別に頼んでちょっとだけこっそり試奏してもらった。

クロベ桶の方は思いの外ちゃんとギターの音だ。結構いい。ラウドでとてもおおらか。くびれがあればもう少し音が締まってより良いんだろう。ヒバ桶の方は音量の割りにポコポコとした感じがどこかおもちゃっぽい。面白い。ちょっと笑える面白さ。常盤さんも「オシャレなフレーズがはまらない。カントリーとかなら合うのかな。」と。この差はブリッジの位置によるところが大きそうだ。今日撮らせてもらった動画をアップすることがあるのかないのか。おそらく、この桶ギターの件で宮城ローカルの取材があると思うんだけど、その後でもいいのかなぁ・・・。とにかく、明日にもちゃんとした記録写真を撮って正式完成としたい。

どうも、ご心配おかけしましたが今日から通常運転です。

桶はもうゴール目の前です。やろうと思えば今夜今からでも仕上げられるんですがね。

昨夜、妻が吐いた。今朝、妻は回復傾向を見せたが、俺が深い胃もたれと発熱でダウンした。タライを側に置きいつでもトイレへ駆け込める場所で横になっていたが、ついに嘔吐も下痢もしていない。ノロならこんなに生ぬるくはないだろうけど、食あたりであることは間違いなさそう。そういえばあの日は異常に暖かだった。土産にもらった牡蠣の加熱が甘かったのが原因ではないか。その昔、古くなった椎茸で高熱出した時に比べると屁でもない。ただ、ノロの心配もあったので今夜は義母さんのヘルプを得て赤ん坊の世話を頼んでしまった。