三十路超えると・・・

他のリペアマンの料金表を見ると、現行まーてぃんのナットはずし だけで
5000~9000円みたいですね。
ちゃっかり取ってるんだぁ。
tupliは安いのぅ。
ちょっと考えよう。
さて、お次は77年製まーてぃんD-28。
同い年!
30過ぎるとガタも来るんでしょうか?
まずはピックガードはがれ から。

木地に直接貼ってあるんですね。
ピックガードが縮んで、それに引っ張られてトップが割れてしまっています。
はがしてみると最大3mmくらい縮んでいるのがわかります。
そういうわけで、はがしたピックガードを貼りなおせないので
新しく作りました。
それから、割れているトップにボンドを流し込んで圧着。
木地に直接ではかわいそうなので、ピックガードの部分に軽く塗装する事にしました。
両面テープが貼れればいいので、手数が多くても安心確実なセラックを選択。
しばらく塗り重ねます。
はがれていたところは、日に焼けて木が黄色くなっています。

「三十路超えると・・・」への5件のフィードバック

  1. 木地に直接ってのは、修理作業大変ですね。ナット周りの塗装のマーチンは、オーナーに渡したら、まったく問題なしって言ってました。それより、弾き易くなって音良くなって、とっても嬉しそうて、ずっと弾いてましたよ。

  2. こんにちは。かなり大変な修理をお願いし申し訳ありません。よろしくお願いいたします。ネック起きはアイロン補正でしょうか?

  3. >お天気マーチンD-40さん
    あ~それはありがたいです。
    どうもすみませんでした。
    謝っていたとお伝えください。
    つや消しもクロスで拭いているうちにちょっとずつツヤが出てきます。そうしたらもう少し目立たなくなるかもしれません。
    >のりぞうさん
    いえ、こうした作業、どうやろうか考える作業というのは私の技術向上の面でも大変ありがたいものです。ご依頼に感謝しております。
    ネック起きについて、申し訳ありませんが、まだチューニングしてじっくり観察していないんです。ただ、ネックが変な反り方をしているような印象はないので、むしろトップが膨らんだ事によって弦高が上がったのかと。
    であれば、ブリッジを薄くしてしまう方が間違いないかと思います。フレットも減っているので、ビビっているかどうか確認してから、ご連絡差し上げようと思っておりました。フレット交換となると、ちょっと料金が高くなってしまいますので。ただ、フレットをはずせば、指板修正もできるんですよね。
    とにかく、ピックガードとサイドが終わってからじっくり取り組ませてください。

  4. ありがとうございます。時間がかかっても構いませんのでじっくり修理していただきたいです。よろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください