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東京生まれ千葉育ち、蔵王町在住のギター製作家。 ベルボトムジーンズが標準スタイル。

要指導

健康診断結果が届いた。
モノゴコロついて以降、BMI値が基準範囲になったのは初めて。
しかしだ。
中性脂肪の欄に注意マークが付いたのも初めて。
要するに太ったんだべなぁ。
だから基準なんて人それぞれなのだよ。
今日はサイドの幅・アールを大まかに整えて
ライニングの製作と接着。
それからフレット打ちの準備として
指板を磨いてフレット溝の幅を打つフレットに合わせる作業。

しゅうりだん

ブロックの接着。

それから、オクターブを合わせてほしいという修理。
サドルを後ろに広くする。
溝の深さが充分だったので、PUの分の段差を残す事に成功。
ピエゾが前側に固定できて感度も良好。

おいっつぬーさんすー

石巻弁でのラジオ体操、「おらほのラヅオたいそお だいいづ」が届いた。
義援金込みのCD。
今日から仕事前にはこれでストレッチでもしようかと。
何度聞いても笑っちゃうんだけど。

昨日の貝はさっそく埋め込んで削ってこんな感じ。
お客さん持ち込みのロッドカバー。
普段は折れやすいので使わないとっても細いビットで彫った。
木の色が薄いから隙間は減らしたいのでね。
これなら上出来でしょう。

中華

昨夜はコブラと市内で中華。
コブラとサシでメシ食うの初めてだね。
美味かった。いいお店教わった。
仕事帰りのボと合流してやっぱりボのお宅へご厄介に。
毎度毎度すんません。たっぷり時間ある時にご家族で蔵王へお越しくださいな。
泊まれますから。
飲んでゲームして午前4時。
今朝、家主が出かけている間もずっと寝ていて申し訳なく。
昼食は中山で黒酢の酸辣湯麺。うまし!
2日でお気に入り中華屋さん2軒登録。
コブラ、ボ一家、ありがとう。
うちに戻って、一仕事はインレイの依頼を。
貝を切った。

ロゼッタ

いつもと違うところに穴があると扱いに気をつけないと。
まぁ、こんなもんでしょう。
それなりにカッコついた?

塗装仕事とインレイだけオーダーの準備と
今日のところはこれくらいで
これから久々に仙台に戻って来た友人に会いに行くのだ。

指が筋肉痛

ザラメの口輪とセカンドホールのあるこれと
口輪飾りを埋め込み終えた。
これでもかなりのいいペースで仕事が進んだと思う。
仕上がりもいい。と思う。削ってみて判然とする。

さて、この時間になってしまうと夕飯が面倒である。
レトルトか缶詰に頼るかなぁ・・・。

PSH

ホールロゼッタの溝を掘る。
トップにセカンド・サウンドホールをつけてほしいという要望。
ただ開ければいいというわけではないので、構造上など様々勘案して
写真のようになった。
言うなれば、プライベート・サウンドホール。
サイドに開けられたギターを見たことある人もいると思う。
ロゼッタ溝を手で掘ったのは8年ぶり2度目。

シャッテンとホンマホ

クラシック用のPUが届いて、さっそく取り付け。
初めて使うカナダのメーカー。

木製で非常に軽いのはいいことだと思う。
ミドルが強くてちょっとジャキッとした音、クラシック的な音楽には不向きだと思われたが
反応はとても良いので、曲調によってはいいのかも。好みは分かれるかもしれない。
それから今日は、希少材であるホンジュラス・マホガニーのサイドバック材を譲ってもらった。
2セット。
ホンマホとしてはずいぶん安く売ってもらったんだけど、次に入手できる見込みもないし
お値段設定が非常に難しい。
作業はトップの接ぎ合わせと、裏センター入れ。

だいこんの花

昨夜、長町で支援隊打ち上げ。
くだらないシモネタと熱い支援話。
ちょっとした同窓会気分だったかもしれない。
終了間際、一足先に帰ってきての、村の例の早朝仕事。
罰金が嫌だから出るよ。でも、連休にぶつけられて困った人も結構いると思うんだ。
今日は、蔵王の温泉荘だいこんの花で行われたコンサート。
本来、宿泊客と食事客のためのコンサートなのだが、ちょっと無理を聞いてもらって
コンサートだけの観賞に行ってきた。
だいこんの花はなかなか敷居が高いような気のしていた空間。
こういうきっかけがないと入れない。
深い森の中(と言っても見事に手入れがなされているけど)の離れのお宿で景色は最高。
母屋は直径1mもあろうかという丸太梁で天井も高い。
ギターの千代正行さんと、ヴァイオリンの荒井桃子さんの復興支援ライブ。
ギターとヴァイオリンによる、名曲「スペイン」なんて圧巻だった。
普段聞いている音楽と別次元のような気がした。
スペシャルサプライズでヴォーカルの多田周子さんと鍵盤の崎久保よしひろさんも。
多田さんの「明日へ」のCD化が待ち遠しい。
震災で親友を亡くされた作詞家と千代さん作曲という一曲は毎回泣かされる。
終演後、多田さんとPAの沼澤さんと一言二言お話させてもらったら即退散した。
何か、ハッとさせられた。
折角だからちょっと散策でもしてから帰ろうかとも思っていたのだけれど。
今思えば、あの空間と、音楽と、スタッフの対応に気後れしたようにも思う。
「場違いなのではないか・・・」
帰って日没、そこから仕事を少しした。
僕は怠け者だから、こういう刺激が大切だ。
仕事しなきゃ、って思った。