スターカラーペンができた時、トゥインクルステッキも作ってとせがまれたのだが、大変なんだよと断った。しかし、お友達のママが作ったという トゥインクルステッキ の画像を見て驚嘆、とてもじゃないが敵わないと感じつつも、工作熱に火が付いた。ペーパークラフトならそれなりになるかも。娘のためとかじゃない、俺の図工のプライドをくすぐったのだ。
実寸でイラスト一枚書いて見切り発車。作りながら考えるスタイル。今回は段ボールを使って強度を上げよう。
序盤は試行錯誤。中盤でクオリティが上がったころに時間を気にしてちょっと雑になってくる。結局徹夜してしまった。完成形がこれ。羽のあたりの立体感に満足。
裏も。実際裏がどうなっているのか知らないけれど。
そしてこれらを持って今日その友達のところへ遊びに行ったとさ。
続き。
ブリッジはがれの修理。表板が結構持っていかれちゃっている。過去に修理歴があるね。その時の接着剤は何だろうな、スーパー多用途的な何かかもしれない。ゴムっぽく柔らかい。多用途って書かれたやつはギターに駄目ね。逆にどこで使えるのかもわからない。
接着される面を作るために数回に分けて埋め木する。
昨日はずしたネック、ひとまずそのままヒールをくっつけてみた。これだけじゃ強度的に不安。どうするのがいいのかなぁ・・・。
ネックリセットしたギター、ピックアップの不調はピエゾをアルミでくるんだら、ノイズが減ったように感じたのでひとまずこれで。
しかし一筋縄ではいかない。ハイランダーが落とし込むように取り付けられているんだけれど、ピエゾの下にはもうブリッジが無い。サドルはめて弦を張るとサドルが前に倒れてきてしまう。以前のサドルも接着されていたので今回も接着した。しかしそれでも倒れてくる。ブリッジ割れちゃうよ。もっとしっかり貼らなくちゃ。倒れてあいてしまった隙間に詰め物してサドルを固定。なんとか耐えている。もしこれでブリッジが割れるようならピックアップの仕込み方を変える必要がある。それはすなはち、おそらくはブリッジ交換。せっかくのハカランダだけど。その場合ロングサドルなんてやめてしまってもいいんじゃないだろうか。いっそベリーブリッジにしちゃうのも手かなと。年代物のマーチンの見た目を取るか実利を取るか、悩ましいところ。とりあえずこれで様子をみてもらおう。計算値よりもサドル位置が後ろなんだけど不思議とオクターブはまずまず。音はとてもいい。
またまた難しい修理。なぜか解体系が続く。年代物のギブソン、ヒールが割れている。
やってみないと分からないシリーズだな。ネックをはずす。ヒールが全然はずれてくれない。
超絶強力にくっついていた。途中何度あきらめかけたか・・・。なんとかはずれはしたけど、これ、どうやって直そうか・・・?
あ、、、え~っ!なんでこんなところにこんな角度でロッドのお尻が見えるんだ?中央は使えないか~。ロッドを完全によけなくちゃいけないかなぁ。そもそもこのヒール使えるかなぁ。
マスキングや新聞紙の養生もむなしく、塗装は熱水によって白濁したわ。
ペグのブッシュがゆるすぎる。突板を貼って調整する。
フレット交換。ロッドはノットアジャスタブルなTバーだったけどネックの状態はすこぶる良好なんじゃないかな。香りが薄いのは年代物だからか?それでも久しぶり正真正銘ブラジリアンのかほり。
友人がちょろっと顔を出してくれた時に、変な楽器を見せてくれた。桶ギターか?!タンバリンと琵琶を足して割ったような。月琴と言うそうな。
島村楽器長町店アコースティックギターショウ&tupli点検会、充実の時間だった。イベントに出張してこんなに忙しくさせてもらったのは初めてだったし、点検調整で喜んでもらえたし、たくさん試奏してもらったし、ナット交換のお仕事いただいたし、オーダーにつながる話もできたし、極めつけは最後の最後にきれいなお姉さんがfifieお持ち帰りいただいたのはとてもうれしかった。予約してきてくれた方、飛び入りで来てくれた方、お店の方々にも感謝感謝。忙しくて、楽しくて、写真の1枚もない。
去年の失業者のような暇がウソのように修理もたくさんあって溜まってきてしまっている。忙しくなってきた。カミさんからの借金返さなきゃいけないから。昔に比べて仕事できる時間が減っているのもあるけれど、まもなく11周年、怒涛の中で迎えることになりそうだ。ミスないようにできるだけゆったりじっくり構えていきたい。先日の健康診断で医者から「仕事はあんまり頑張らない」って言われたばかりだしな。
早いものでもう100日。正確には明日だけど。今日はお食い初め。4年前は近くの魚屋さんにタイを頼んだんだけど、そこが店じまいをしてしまったので今回はネットで注文。便利な世の中になった。まぁ魚屋さんのタイは超絶立派だったけどね。前回はかまぼこの飾り切りぐらいやったんだけど今回はすべて妻に任せっきり。
修理品とオーダー品とギターの引き取り客が2件。遠方からわざわざ足を運んでくれてうれしかった。
保育所に送って行った足で、お食い初めの歯固め用の石を拾いに町内の川っぷちへ行ってみた。すごい増水してる。河原の石ころなんて見えやしない。小さな橋は危険水位。全然選べなかったけど3つほど拾ってきた。危険なのでこういう日に拾うのはやめましょう。
ネックリセット、ずいぶん角度変えたよ。ヒールの高さは2mmほど低くなったんじゃないかな。再接着。今度はボンドで。
25日の準備。点検だけでその場では調整したとしても修理をするわけじゃないと言われてもこのぐらい持っていかないと不安かなぁ。まだ何か忘れている気がする。
朝、町の検診。午前、大河原でホームセンターをはしご。お昼に長町モールへギターを届けに移動。早速展示してくれた。大きなパネルも用意してくれて一番目立つところ。ありがたや。あー、うちのギターにもホールにつける加湿の棒つけてもらいたいかも。中央のタブレットでは何が写されるんだろうね。島村楽器長町モール店のアコースティックギターショウは明日から。
お昼ご飯はモールのスープカレー屋さん。一番辛いの頼んだら久しぶりに本気の辛さを味わった。冷めてくると辛さは恐れるほどではないんだけど、いやーいい汗かいた。野菜たっぷりコスパいいんじゃないかな。修理が立て込んでいるのに仕事が進んでいなくて面目ないっす。
ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。