じゃぁ

こちらに越してきてから、しばしば
「お米は買ってるの?」
「市販のはまずくない?」
「あれじゃぁ米離れも仕方ない。」
「全然違う。」
「新米は本当に格別。」
などの声を耳にする。
これまでも十分お米はおいしく頂いていたのだが
縁あって生産者から直接30kgの新米を譲ってもらった。
決して安くないけど。
うち10kgは既に両親が持って帰った。
しかしだ。
精米機がよく分からないし面倒で、
ならば玄米のまま食べてみようか、と思っているのだけれど
その場合3時間水に浸けておくよう言われ
3時間前に夕飯の準備をする習慣もなく
ついに今日まで食べずに来ている。
そして、炊飯ジャーが壊れた。
フタが取れただけで、炊けるけど。
とにかくこのジャーでどれほどの味の違いなのかを確かめなければと思いつつも、
新しいのがほしいとも思う。

新しい炊飯器ならば従来のお米でもさぞかし美味しく炊けるのだろうから
マーケットで買う最も安いお米でも十分満足できると思われ
生産者直売の贅沢なお米は僕にとって猫小判なのではなかろうかと考えるに至る。