階級上げた?

ウクレレブリッジのサドル溝修理の続きを完了。
来客一組、修理品返却して、ほかのギターチェックして力木はがれが見つかって。
そこに昨年12月中旬に頼んだピックアップが一月かかってようやく届いた。先日待ちきれなくて別ルートの海外サイトに注文しその翌日には出荷した旨のメールを受け取っていたのだけれど結局それより先に届いた。
夕方早速取り付け作業。先日のもそうだったんだけれど、コントローラーの両面テープがくっつかなくって分厚い両面テープ貼り足さなきゃいけなくなったのが面倒だ。フィッシュマンの新型、音変わった感じする。以前のはそぎ落としたギラつきみたいのがあったんだけれど筋肉ついてちょっとマッチョになったみたい。

うるし塗ったんだって

表割れ修理。十中八九原因は過乾燥。これだけ乾燥した時期だし試してみたい方法で。ボンド入れて押さえて、ボディ内部に濡れタオル入れて袋かける。湿気で割れたところが閉じたら御の字。届かなければ諦めて埋め木しようかな。

ウクレレのブリッジをオーナー自ら改造してロングサドル仕様にしたらしいんだけれど、深さが合わなかったとか。サドル溝の底を平らにしてほしいという依頼。まずは溝に残ったパテを除去して掃除して。

エボニーで埋め木。転がっていたバインディングの端材で押さえて接着。この後、溝を掘りなおせばいいんでしょってそれが難しいんだよな。ちなみにこのウクレレの塗装、オーナーさんが漆に塗り替えたんだって。超絶美しい。漆って湿度で硬化するから楽器に不向きだと思っていたんだけれど、できるんだなぁ。塗装としてはラッカーより硬いと思うからベストとは言えないだろうけれど、漆が可能なら蒔絵とかも。ヘッドに蒔絵なんてかっこいいだろうなぁ・・・。海外で売れそう。堆朱は・・・籃胎は・・・?

材を大事に

土間の氷筍は17cmまでで折れた。さて今日はヘッドプレート。今回は両方ともセンターはぎ。貴重な材料を有効活用する。ややケチくさい手法かもしれないけれど、それでも意匠としてあえてだと言っても差し支えないようなものになっているはず。

ケチくさすぎるわけじゃないけどなんか臭いと思ったら何かが溶けていた。心当たりがない。原形がない。ビニールとかかなぁ・・・?いったい何を失ったのかとても気になる。

ポッとなくなる

指板の接着。誰もいない部屋でファンヒーター付けて少しでも温めて乾かしてみたりしている。

主にニカワの湯煎に使っていた電気ポットが急に壊れた。たぶん18で実家を離れるときに買ったものだからおよそ25年。学生時代は普通に茶を飲むために湯を沸かしていた。第二の人生もこんな急な幕引きなのね。

寒さに負けるな

朝の作業場、室内でー5℃。初めて作業場トイレが凍ってた。流れないかと思った。あれ、水が出て流れて行かなかったら溢れるのか?恐ろしいな。やっぱり土間の蛇口は凍って水が出なくて想像通りだったんだけれど、夕方、井戸の電動ポンプが変な音をしていたからお湯かけたりなんだりして何とか解凍して通水し、蛇口を少し開けてぽたぽた垂れ流すことにした。氷筍とか氷柱できたら面白いな。井戸の蛇口は作業場の外にもあって、そっちは壊滅的に出ない。し~らないッ。

さて、今日は2組来客でまた修理仕事をいただいた。過乾燥による表割れとブリッジまわりの問題と。どちらもちょっと難しいので後日じっくり取りかかるとして今日は残る1本のジョイントを。寒い日のボンド接着のコツをようやくつかめてきたような気がする。これは内緒にしたい。ニカワでも同じようにいけるんかなぁ・・・?もっとも、おそらく普通はもっと暖かい部屋で作ってるんだろうから皆には関係ない話さ。

寒波

昨日と今日とで、ビビり修理のサドル交換とすり合わせを一つ、それからジョイント合わせ一つ。作業場の温度が室内だけど1℃、これって座ってじっと何かする温度じゃないよね。まぁ隣にストーブあるから体感ではそこまでじゃないんだけれど、それにしたって。ボンドの推奨温度も当然下回っているので気をつかう。ちなみに外はー4℃。今夜(明日未明)はー9℃まで下がるらしい。井戸の蛇口は凍結決定だわ。

ロングサドルにピエゾ

昨日は棚卸からスタート。マジメか。
ピックアップはナローとワイドと2つ注文していたのだけれどナローだけ届いた。ワイドは海外から取り寄せだから遅くなるだって。先に表示しといてくれよ。個人的に海外から買った方が速かっただろーな。モデルチェンジしたようでプリアンプ部分が平たくなって締めこみやすくなったように感じる。でもいまだにダブルナットにはしてくれていない。
そんなわけで今日はこちらのギターへの取り付けから。ロングサドルってのが厄介ね。接着されているし。

接着されたサドルを取り除く。中央を切ってペンチでつまめばパチンと外れるのだけれど切るのがなかなか根気の作業。

ロングサドルにピエゾ仕込む場合、しばしばサドルを掘り込んでいるギターを見るのだけれど、ロングサドルって溝が浅いから、サドルがほそ~くなっちゃって折れたりゆがんだり、弦高調整しづらいし、サドル交換もしんどいし、どっかに調整頼んだ時に毎回良い精度で仕上がってくる可能性下がるし、自分のところにそういう調整来ても嫌だし、良いことないと思うのよね、ブリッジがとても薄い場合以外は。そういうわけでブリッジ側を掘り込んでピエゾを落とし込むのだ。
あ~神経使った・・・。

食ったら寝ればいい

新年ですね。うし年ですね。どうぞよろしく。
明日から保育所も始まるので生活リズムを戻さなければ。
三が日は結局どこにも行かず私は自宅のトイレ掃除を仰せつかってゴム手袋して遅い大掃除をしていたくらい。正月のぐうたらはしてもしてもし足りない。