作業日和なんでずんずん行きたい。箱になったボディ。

はみ出た部分をナイフで落として、サイドを研磨。日が低くなってまぶしい。木の粉がひどいから絶対カーテンなんてつけないけれど。

表づくり。力木削って研磨。表板が良く鳴るようなのでXのスキャロップは無しで。オーナーさん若いからギターの伸びしろという意味でも。

箱にする。箱になるといつもちょっとホッとする。

今日は妻の誕生日、プレゼントはリクエストの通り広辞苑。居間に広辞苑を置くのは私としてもやぶさかではないけれど、誕生日に買ってくれという物としてはいささか驚いた。
また大女優が逝ってしまった。いつなんどきも上品な人だった。テレビドラマでリメイクされた東京物語も好きだったがやっぱりこれでしょ。寅ちゃんここで決めておけばよかったのに。追悼、八千草薫さん。

思いっきり大変なの来た。見た目の修理はとても難しい。全部塗装剥がして傷を消すというミッション。しかし合板、化粧板の保存が優先される。消え切らなくても深追いは禁物。しかも塗装はウレタンかポリか。まずすべて剥がすのに相当骨が折れそうだ。

はじめにピックガードとブリッジをはがす。ピックガードは木の上に直接だったので悪さをする前にはがしたのは良かったと思われる。ブリッジがなにせはがれなかった。熱でも水でも蒸気でも接着がやわらかくならないのは一体何で貼られていたのだろう。エポキシかな？一部材がめくれてしまった部分はまず埋め木してからだ。

晴れたから貼れた。表づくり。

調子を回復した娘も連れて夜はパーリーに参加。結婚披露宴の二次会。久しぶりに会う人たちと楽しい時間を過ごせてよかった。娘も「プリンセスかわいかった」と言っていた。その美人プリンセスに、私と最初に会った時のことを聞いたら、全く覚えていなかった。聞かなければよかった。画像はプリンスの「祝福しろ」。左右逆なのはご愛敬。おめでとう！また集まれたらいいな。

昨日までは雨がちな予報だったけどなんとか晴れていたので塗装だけ進めた。間隔をあけて最後の吹き付けは午後１１時。今のiPhoneはデジタルで背景をぼかすとかしちゃうのね。大した技術だ。パッと見いいけどどうなんでしょ？迫ってきているのは事実。背景ぼかすと同時に手前にかなり輪郭強調されている感じがするのがちょっと気持ち悪い。もはや古い人間なもんで、物理的な効果こそ信じていたい。ちゃんと一眼で撮らなきゃかな。でも作業中はケータイで撮るよ。

妻と４歳児が風邪をひいた模様。明日夜の友人のお祝いパーリーに行けるのか怪しくなってきた。

雨だ。大雨になるって言ってる。嫌だね。晴れを待って塗装の準備。クランプ痕は一ヵ所のぞいて目立たなくなったので次はトップコート。晴れたらこの塗装と力木接着と。晴れが少ないと晴れに忙しい。

雨なんで製作はお休みしちゃって気がかりなことを。今年はありがたいことにちょっと収入があったし材料も買ったので、確定申告をにらんでどんだけ仕入れ経費があるのかざっくり調べることにした。仕入れって減った分しか経費にならんのでね。 まぁ収入って言ってもたかが知れとるんだがね。 ざっと棚卸と帳簿の整理。必要で買いたい物、今年中に買うべきかの判断のために。

そんな中、必要で買ったものが届いた。作業用のズボン。膝、尻、ポケットまで穴が開いて、補修したけどまた穴だらけで恥ずかしいくらいいくらなんでも粘りすぎたボロジーンズを廃棄した。一時期市場から無くなった（と思われた）ベルボトムがちらほら見つかるんでね。いつものBigJohn MH402Bとちょっと安いLee202。Leeはジッパー、やや短くて引きずらない、デニムが柔らかい、ので作業向きかもな。

作業靴に使っているアディダスのカントリーも縫い糸がほつれてボロになってきたんだけど、カントリーってもう革（合皮）の無いのね。布になっちゃってるのかぁ・・・。カンガルー皮使えとは言わないけれど、こういう昔からの定番モデルは仕様変更してほしくない。

今週土曜日２６日、仙台駅前のロフトに島村楽器がオープンする。このこけら落としにtupliも色を添えることとなった。まっこと有難い。準備中で大忙しのところへギターを届けに行ってきた。とっても広く展示してくれるみたい。関東・東北のエリアマネージャーというなんとも力強い肩書の方にもご挨拶。お店、結構広いしギターも多い。なにしろアクセスは抜群。仙台駅で待ち合わせとか、小一時間余ったらここに来るんじゃないかな。

とっても天気が良くて、明日からまた雨なので今日中にできるところまで行っちゃう。裏力木削って整形し

サイドに割れ止め貼って、裏甲付けまで。これで次に晴れるまでのんびり作業できる。

今日は以前から約束していたこと、プリキュアの映画に連れていく。チケットはお友達から誕生日プレゼントでもらっていた。もっとも私は映画の間の下の子の子守りなんだけど。４歳映画館デビュー。あぁ、早速まんまとつかまった。そりゃほしくなるだろうさ。