ステンドグラス

富山からの帰りに妻の実家に寄った。
母もものづくりの好きな人で、今はステンドグラスを使った作品に凝っている。

アロマ用のろうそくを置くと写真のようになる。
囲ってある上3つのタイプは、写真のように下に白いお皿を置くとなお可愛らしい。
一つとして同じものは無いが、作品はゆうに100を越えており、売るほどある。
欲しいと仰ってくれる方がいたなら、まだお店にはないので、こちらtupliの工房まで連絡いただければ。

地図のおじさん

富山の伯父が亡くなって、その通夜と葬儀に行って来た。
大寒波、猛吹雪、ニュースでは大荒れの予報が繰り返される中の出発。
強風時々吹雪、一瞬のホワイトアウト。
雪自体はそれほどでもなかったが、車が横滑りするほどの強風が吹く日本海沿いをひた走り、十数年ぶりに富山は氷見市。
皆口々に、今年は雪が無い、と言っていたが、寒い日になった。
僧侶であった伯父、庭の全く無い小さな小さな自宅兼寺。
その寺の最期も兼ねた葬儀はたいそうなものだった。
寺に入りきらないからと葬儀場を借りると聞いたときは、なんで?と思ったが、なるほど。
お坊さんが18名だか20名だかの大合唱。

最後に自宅へ帰って再び読経。
おばあちゃんが健在だった頃はしばしば遊びに来ていた場所。
色んな思い出話を聞いているとき、古い記憶がよみがえった。
僕が幼稚園に入る前、巨大な世界地図を前に
「なんで日本だけ赤いか分かるか?」
と僕に聞いたのがこの伯父さんだった。
その後僕は地図のおじさんと呼んでいた。すっかり縁遠くなってしまっていた。

氷見の圧倒的に旨い回転寿司を食って、富山を後にした。