もうすぐ春休み

昨日のモヤモヤは夜の雨でずいぶんスッキリしたようだ。
接着したブリッジの手入れ。
今日という短い時間でできた作業はたったこれだけ。
日中のど真ん中に行く小学校の業務が、ちょっと色々重なったこのタイミングに重たい。
でももうすぐ春休み。

甘さ控えめ

朝から見慣れないモヤ、カスミ。
これが噂の中国から飛来したPM2.5とやらだとしたら・・・おぞましい・・・
すぐ近くの向かいの山もかすんで見えないなんて初めて。
太陽もハレーション起こしたみたいにボヤボヤだったし。
午後になっても晴れなかったから朝もやなんかじゃない。

小学校でついに学級閉鎖だと。インフルエンザ。
今さらな感じもするけど、気をつけないと。
空気も悪いしウィルスだらけとなれば、普段からマスクが必要かしらん。
ガットのブリッジは甘さ控えめのザラメ少々。

ブリッジ作ったらぁ、あれやってぇ、これやってぇ、買出し行ってぇ、タバコ買ってぇ・・・って考えてたんだけど
10時間かけて2つ完成に至らなかった。
ガットのブリッジには倍以上時間かかっちゃう。
お昼の時点でサドル溝ができたところ。

ちなみに、サドルの溝はほんの少し後ろに傾けている。
駒飾りにちょっとザラメでもと考えている。

春の兆し?

今日は鼻がひどい。
朝、髪を切って頭が寒くなったせいだろうか。
花粉だったりするだろうか。
バフをかけたギター2本をすり合わせ。
指板のマスキングが取れてはじめて、ブリッジに必要な厚さが分かるので
これからブリッジ作り。
まだここ。

夕焼け雲

週末は地域の会計監査でかりだされた。
そんな役、そういえば与えられていた。
初めて会計さんの仕事内容の概ねが見えたんだけど、
その仕事量と拘束時間、パシリ感がハンパない。
絶対無理!
いつかその会計役が回ってくるかと思うと身の毛もよだつほど。
さてさて、昨年末から塗装を始めたギター、ようやくバフをかけた。
製作ペース、かなり遅い。
でもまぁ、ちゃんと乾燥もさせた分、そこそこ納得の塗装になったかな。
ギターに落ちた夕焼け雲。

ブリッジ削り

弦高を下げたい。
求める弦高にするためにサドルを低くすると、ブリッジに埋まってしまう、あるいは、
埋まらないまでも、サドルでのテンションがなくなり音が合わなくなりそうな場合、
ブリッジ自体を低くする。
サドル溝に十分な深さがあるとありがたい。今回ノープロブレム。

今回は、ブリッジを1.0mm、サドルを2.2mm低くした。
そのbefore after。

あんまり分からないでしょ?
これで弦高は1mm下がっている。

残雪

朝、来たね。
今日は結局、製作中ギターの塗装なんかで作業は手一杯になってしまった。
小学校行って、役所行って、銀行と郵便局行って、食料品の買い物行って、おしまい。
一日は短い。
この辺りの道路、車道の雪はほぼ消えた。
けど路肩に寄せられた雪が白線の上まであったりして、道幅が狭くなっている。
融けて道路を濡らしているので夜間は凍る。
みなさまお気をつけて。

明日朝が来たら

今日はガットとvesseの水研。
一日がかり。

さて、バフがけはケースが届いてからにしようかなぁ。
修理済ませちゃった方が気が楽かなぁ。
出張時用の小さな看板作り始めてるんだけど、そっちも進めたいしなぁ。
明朝、起きてから決めよう。

想茂木

今後の作業計画のために修理依頼品のチェック。
その中に一本すんごいの。
ついに僕もこんなギターを任せてもらえるようになったか・・・。
フィンガーピッカーの憧れ、ソモギ!
専門学校の頃、Y先生が、今は亡きSakashita先生から頼まれて修理していたときは
触っちゃダメと30cmの距離から眺めただけだった。
なるほど、このギターはとんでもない。
柔らかく豊かで甘美、だけどぼやけない。
指でポロンとはじけば、上手くなった錯覚に陥る。
ジャランとやればどうしていいかわからない。
ヘタクソな僕には手に余る。
トップは驚くほど薄く、ブレースも細い。
それなのに、さほど歪みが無いのは不思議。
クラシックギターが根底にあるのは見た目どおりで
ネック角も補強材もクラシックギターっぽい。指板アールがないのも。
音もどこかガットっぽいのかも。
ブリッジピンも手作りなのか?
逆反りだという調整は、ロッドを緩めきってあっさり解消。
手をかけるべきところなんて見当たらない。
細部まで凝っていて丁寧。
なんだかぐったり疲れてお腹一杯になった。
僕が作りたいギターとは方向はちょっと違うかもしれない。
けれど、ホンモノの職人技を見せつけられた気がする。
ラベルにその人のお茶目さが垣間見えた。
『想茂木 作』
日本贔屓なのだろうか。

作業は昨日の続きと研磨研磨研磨。
鏡面仕上げにはまだまだ遠い。

削ってしまう

次作、お客さん持ち込みの材による製作になる。
ネック材が大きいので、早めに小さくしておかないといけない。
木は切れば大抵動く。
反ったりねじれたりしておいてもらった方がいい。

ちょっと太めがいい、というオーダーで作ったのだが、ちょっと太すぎたみたい。
2年あまり使ってもらって、やっぱり削ろうということになった。
もともとtupliのネックが細くはないので気にしすぎたのがいけなかったのだ。

この2年、なかなかのハードワークで使ってもらっていたのだろう。
トップの塗装にクラックも入って貫禄が出始めてはいた。
(カラー吹いてあるとクラックは入りやすいんだけど。)
でも、これも俺のミス。
古いギブソンを意識した茶色にしようと思ったのだが、やや赤が強かったのか
テレビ映りがいまひとつ。
これを機にリフィニッシュしちゃおうってことで、
さて、どうやろうかなぁと悩んでいるうちにブリッジがはがれちゃった。
はがしたんだけど。
塗装も削り落とす。
研磨で塗装をはがすのはなかなかの体力仕事。