お釜のお水

朝起きてあんまり天気がいいのでブログトップの写真を撮って変更。
朝焼けに染まる蔵王連峰。
雪をかぶった時季のもっと鮮やかなピンクのが撮りたいと思ってはや5年。
午前をつぶして先日地震で断念したミッションのため山に向かった。
「お釜の水に触る。」
最近まで知らなかった、下りられるの。
ここを尾根伝いに下る。

さらに下る。

足元はすべる。
ちょっと振り返ってみる。

先へ進む。
広いところも足跡で道ができているのでたどる。
ちょっとコースからはずれると砂がやわらかいので罪悪感を覚える。

お釜の縁に立つと、やっぱこれくらい大きいよねって思う。
真上から見ても怪しい緑色である事は変わらない。

縁を回り込む。

砂地はやわらかいが岩相は巨大なスコリア。
こんなに大きくこんなに発砲したスコリアは初めて見る。
スケールを置かないで露頭を撮るあたり、俺もすっかり地質から足を洗ったらしい。

念願の湖面。
浅いところは透き通っている。
水は鉄の臭いがする。

ちょっと足を踏み入れると、水の底の石や砂の下からしばらくガスが出る。
この気体の正体は分からない。臭いはない。
この気体が緑色の原因だろうか?
誰か教えて欲しい。

レストハウスから往復で2時間弱。
小さな冒険で大満足した。

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