準備と修理

メイプルバインディングには過去何度も苦労した。
マスキングをしておいてもメイプルの小さな導管に砥の粉がつまって汚れてしまう。
それを綺麗にするのはひどい苦労なのだ。
今回ちょっと丁寧にメイプルにラッカーを塗っておいてみる。
このコーティングで汚れを防止できることを願う。

ブリッジ再接着修理
2週間、2階でしっかり乾燥させたが、期待したほどトップのふくらみは治まっていない。
ネック角がクラシックギター並なのはどうやらデフォルト。
40年前の国産ギターがクラシックギターを元に作られていた証拠ともいえる。
ブリッジが薄めになってしまうが仕方ない。
とはいえ、近年のビタビタに低いセッティングにしようとすると
ブリッジが薄くなりすぎて割れる恐れが増すので程よいところを狙う。
とにかく、接着面の塗装は剥がす。