スーパーヘビー級来た

週末もいろいろあったんだけど更新が滞っておりましたなぁ。友人が遊びに来てくれて中国の旧正月休暇明けの刀削麺屋へ久しぶりに行ったら通常より大サービスなのか震えて冷や汗出るほど辛かったとか。アトリエデリスのプリンをいただいたので娘に与えたら「ぴーん!おいしー!ぴーん!ぴーん!」と大興奮で叫びながらいつまでも空いた容器を放さなかったりとか。引越し準備を始めたら途方にくれたりとか・・・。

仕事は思いっきりヘビー級の修理仕事に着手した。事故だとしか聞いていないが思い入れのあるギターなのだろう。

修理代金で新しいギターが買えてしまうだろうけれど、それだけではないのだという気持ちはわからないではない。私が小学生の頃、親にグローブを買ってもらいそれを持って一人遊びに出かけていた。知り合いに会いちょっと来るよう言われてマンションの敷地の生垣のところにボールや荷物と一緒にグローブを置いて数分その場を離れた。戻ってみるとグローブが消えていた。置き引きにあったのだ。くやしくて泣いた。翌週父は同じものを買い与えてくれた。ボールを挟んでオイルを塗ったり、二度と盗まれぬよう大切に扱った。はたから見たらわからなかったろう。が、二代目のグローブには初代ほどの愛着を持てなかった。同じものであるはずなのに、コレはあいつの代わりだ、という気分が消えなかった。

どこから手を付けたものか、出来る限りオリジナルの材をいかしてほしいのだという。アストリアス製であることがさらに難しくしている。ネックがはずせないのだ(スペイン式も同じだが)。この構造は良く知っている。合板(ローズ/マホ/ローズのプライ材)が割れている。ローズ単板に交換したいところだが、ひとまず生かす方向で裏板を剥がした。