修理専用道具、改善の余地はあるものの大丈夫なのでさっそく実践投入です。
このギターはよく調べた結果、裏力木4本の両サイド、計8ヶ所で力木はがれの惨状。
はがれた部分に接着剤を流し込み、内側でつっぱって接着するわけですが、
その際、表板を壊してしまわないよう、外側から押さえておくのがこの道具というわけです。
クランプだっていいのですが、それだと力が強すぎて
ともすると、かえってつぶしてしまいかねないですからね。
内部の修理は、作業するのと目で確認するのが同時にできないので、基本的に手探り。
はみ出た接着剤とか、大目にみていただけるとありがたいです。
修理と言うのは新品状態に戻るというわけではないと言う事を知っておいていただければ、と。
今日はさぶい。山では雪らしいですね。
明日はもっとさぶいとか。
日が暮れてからもあんまり作業すると、灯油がもったいないので
一日6~7時間も働けば十分かななんて最近考えてしまいます。
こっちもさぶいです。
実は、今ファンヒーター作動中です。
成程、内側からの突っ張り棒の広がりを押さえる為の工具なのですか。
そう云われれば、内側の突っ張る力が強すぎると、トップとサイドが離れ離れになっちゃうかも・・。
この画像見て思い出した事があるのです。
家にある矢入のクラシックギターは、サウンドホール径が小さくて腕が入らず「このブレーシング剥がれたらどうやって作業するんだろう?」と思いめぐらすのですが、南部さんはサウンドホール径が小さすぎて腕が入らなかったなんて事はないですか?
>いさくさん
腕が入らないこともあるでしょうね。
ウクレレとかFホールのピックギターとか・・・
クラシックギターやフォークギターだって、
エンドブロックまでは届きませんしね。
だから何でも出来るわけじゃありませんよ。
力木がはがれないように、強い衝撃とか高温多湿に長期保管するとかの無いよう、気をつけるのが一番ですよね。