一難去って・・・

ガットギター修理の納品。
心配していた色の問題はあまり気にしないでくれたようで
ピックガードの形の好みを聞いて、その場で切って貼りました。
カワイくなったと喜んでもらえたようで、何よりです。
仙台のフォルクローレ楽団ロス・ミドラスをよろしく。

修理のもう一つの難しさは、どこまでやるか。
値段との兼ね合いもあるので、手をかけすぎず、かつ十分条件を満たさねばならず・・・
さて、新たに重症患者が運ばれてきました。
チャランゴという南米の楽器。
元来はアルマジロを胴として使っていた楽器ですがこれは木をくりぬいて作られています。

トップが割れているんですが、問題はそのトップが側板に乗っかっていない!
飾りだけで接着されているという構造に驚きです。
表交換をすると新品が買える値段になってしまう。
このままニカワで固めて強度が出るかどうか・・・
手も入らないし。
さぁ困りましたよ。
かなり困りましたよ。
治るかどうか分かりません。

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