ロシア大会15日目備忘録

日本×ポーランド。腑に落ちない。理解に苦しむし不快だ。終盤について批判する人を酷く汚い言葉で揶揄するツイートが目立つのはさらに不快だ。

選手の起用については良かった。W杯は若い選手がしばしば雰囲気にのまれていたりする。経験しておくことは大事だし、主力を休ませる事も大事だ。

試合終盤の時間稼ぎのパス回しについて、賛否両論あるわけだが、私の見解は「方法としては当然あり得るが、あの時間あの状況では絶対にナシ」だ。結果としてグループ突破できたから良かったものの、賭けとしては危険が大きすぎたし、得られた結果は16強で満足しているとしか思えない。その上を目指しているはずじゃなかったのか。最後の3分とかならあの采配には喝采を送ることができた。

まず何よりも、まだ15分残っていて、セネガルがコロンビアに追いつかないという判断が何故できたのか。

セネガルは突破のために引き分ける必要があり、全力で最後の戦いをしていたのだ。その差は1点だったのだ。

セネガルが1点取ったらどうするつもりだったのか?慌てて攻撃に転ずるのか?それが終了間際だったら?セネガル×コロンビアの方がアディショナルタイムは長かった。アディショナルタイムにオウンゴールで決まった試合だってこの大会で起きているのだ。

もう一つの不可解、なぜポーランドは攻めてこないと確信できたのか。日本がボール回しを始めたらポーランドはそれに付き合った。しかしもし選手にW杯という夢の舞台で得点したいという野心があったとしたら、格下相手に1点で満足できないととしたら、ボールを奪いに来たはずだ。上がり過ぎたノイアーから奪ったように。それが自然ではないのか。付き合うふりしてって事だってできたかもしれないのだ。ポーランドが優しかったということなのだろうか?

 

リーグ突破した暁にはベルギーかイングランドと当たる。今大会を見るにイングランド方がまだ与し易い。ベルギーが1位突破する可能性が高いと読むのは素人の私にもできた。今のベルギーとはできるだけ当たりたくなかったのだ。仮に、8強へ進めたとした場合、次に当たるのがブラジルorメキシコか、スウェーデンorスイスだったらどちらがいいのか、さらにその先も見ると一位突破した場合のトーナメントの山に入りたかった。そして1位突破が狙えるまたとないチャンスだった。

というのも、あの日のポーランドはプレッシャーがぬるかった。立ち上がり、守りから入るのは当然としてもポーランドの様子を見た上でもう少しギアを上げた戦いをしてほしかった。ポーランドのリズムに合わせてしまっていた。いくつかチャンスは作れたものの、そもそもの失点までの戦いに不満が残る。先制できていれば同点でもいいさという試合に持ち込みやすかった。危険な賭けの必要もなかったはずだ。

終盤だってセネガルが追いつく場合に備えて同点を狙いに行く方が合点がいく。当然リスクヘッジは必要なのでパワープレーすべきだなんて思わないが。前半からスローで入ったからこそ最後の時間稼ぎがつまらなく感じられた。

 

結果的にグループ突破できたことは本当に良かった。先の2戦で想像を凌駕する素晴らしいサッカーを見せてくれたことに感謝している。もう一試合、楽しみが増えたことを喜んでいる。今の日本のサッカーならやってくれるんじゃないかと期待できるのも、とても嬉しい。だからこそ、一位突破できたなら4強が夢じゃないんじゃなかろうかと思っていた。初めから2位通過で甘んじたポーランド戦が悔やまれるのだ。

ベルギーかぁ、こんなに強いところと試合ができるのがW杯だもんなぁ。全力で応援しよう。

「ロシア大会15日目備忘録」への2件のフィードバック

  1. スポーツマンシップに反し、教育上よろしくない部分に首をひねりつつも、狙いはベルギー戦、あわよくばブラジル戦への主力温存=戦闘能力維持で、マイアミの軌跡を体験した西野さんが日本代表未知のステージへ到達、真のランクアップを狙ったのかと、7:3で好意的に見ることにしました。これからはガチ勝負。新しい歴史に期待しましょう。

    1. 私の見解はスポーツマンシップにも教育上にもノープロブレムでルール内ですしむしろクレバーな当然考え得る戦術の一つ、ただし勝ち上がるための可能性が高い方法かという意味であのタイミングでは無しだったかと。結果突破してくれたので賭けに勝った西野さんはすごいということです。
      次の一戦、ルカクが温存で出てこないことを祈りつつ、すでに新しい歴史として刻まれはじめた代表の戦いに期待します。

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