ボイシング

タッピングしながら力木を削る。
細かい事を言えばトップ板だけでなく力木材にも個体差があるわけで
さじ加減は毎回変わる。
僕の耳や体調や気分だって影響するんだろう。
さんざん叩いているとだんだん分からなくなる。
同じ漢字をたくさん書いたりずっと眺めていると文字ではなくオカシナ図形に見えてくるのと同じだろうか。
分からなくなるので目をつむって延々叩いていると
同じリフを延々弾いている時のような軽いトランス状態になる。聴いちゃいない。
ふと我に返ると、すごく良い様な気がして
でももう少しのような気もする。
いつもそんなアイマイなのである。
でも、ある一定の境界というか、この感じが出るまでは削る的なボーダーは持っている。

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