どこぞのケースに入れて以来、ネック裏がベトついているという。私もどこだかの安いケースにセラックのギターをちょっと入れてしまったら、布の痕がついてしまったことがある。内装の接着剤か何かの溶剤成分に塗装がやられたためであるが、一度ケースに入れただけでその後ずっと塗装がベトつくのだとしたら恐ろしい。ネックだけ艶消しだったりか何かで塗料が違いそうではあるがボディは何ともない。
耐水ペーパーで研磨すると垢のようにぽろぽろとカスが出る。普通のラッカーやウレタン塗装の研磨カスとはまるで違う。何か、シリコンスプレーみたいなもので表面が覆われているのだろうか。

ざっとペーパーを当てたら表面はさらっとしたように思う。やはり何かが付いていたんだな。
蔵王に戻って作業はペグ交換の続きから。鉄弦のペグも高級品に取り換え。見事にビス穴の位置まで一致してビスのきき方もばっちりなので本当に何の手間もない。今回ほかの作業のついでってことでこのギター一本に関しては取り付け工賃サービスにします。

ガットギターによくあるサイドポジ追加作業。ネックの塗装にそこそこ厚みがある場合、ラッカー塗らずとも仕上がる。

それから、ブリッジ浮きのギターはひとまず剥がすところまで。

今日は妻が結婚式にお呼ばれで、娘はじいじ・ばあばとおじさんに預けて、あたしはその間、新潟市内で自由行動。噂のレインボータワーの写真を撮ろうとしたらニコンの電源が入らないというサプライズを受けた。

電池を入れなおしても、レンズを外しても関係なし。ウンともスンとも言わない。充電は昨日したばかり。突然ぶっ壊れた?!落ち着け俺!ひとまず、学生時代から噂を聞いていたレストランみかづきでイタリアンでも食すとしよう。

なんか、想像してたのとちがうなぁ。すごいカジュアルな感じ。でも、女子高生から50代くらいのサラリーマン風情まで、午後の3時という中途半端な時間に次々入店していく。

イタリアンセット。すごいファストフード感。焼うどんにミートソースがかかっている。これが新潟のイタリアンかぁ。生姜がいい仕事していて結構美味い。愛されてるのねー。ちなみにドリンクは山ぶどうスカッシュ。
何らかの原因で、通常一ヶ月くらい持っちゃう電池が半日で放電しきった可能性に賭ける思いで、カメラのキタムラへ行き、展示品の電池を入れてみた。動いた!!電池切れだった!
店員さんが、うちで充電してもらっていいですよ。と言ってくれた。充電器持ってなかったが、お店の充電器で充電してくれた。神対応だよ。壊れていなくて本当に胸をなでおろした。小一時間充電させてもらった。その後は映画館でブリジットを見て笑って泣いて妻の実家へ戻った。良い一日だったよ。
携帯キャリアの金曜日の太っ腹特典を初めて利用させてもらった。
糸巻き変更。いったんビス穴をふさぐ。

クールビューティだねぇ。カーボンプレートにカーボンシャフトwithベアリング。ゴトー製です。

tupliのガットも糸巻き交換。真っ黒いバージョンも。これ、ビスがマイナスってところも凝ってるよねぇ。

今日は日中も寒かった。突然の本降りの雨でもいっそう冷えた。喉は一段と痛むようになった。
表板は数日まとまって仕事の時間が取れないと進められないので製作はココでちょっと中断する。

そうでなくてもちょっとした修理やらなにやらがいくつもある。まずはトップの小さな打痕の修理。白いし小さいしウレタン塗装だから比較的気兼ねなく。写真じゃわからなくていいのだ。

セラック修理は突然の終焉を迎えた。ある程度限界も見えてきてさぁどうしたものかと迷い始めたところへ、すべてを察したようにお客さんが様子を見に来て、これでいいですよと言ってくれて引き取られていった。我ながらまずまずできたと思う反面、もっと良くなったんじゃないかという悔いも残る修理になった。お客さんに助けられたのだと思う。
マホガニーの裏力木はローズウッドに合うかもしれない。スプルースよりもコリンとする気がする。それにしてもここ数日喉がイガイガと詰まって声も呼吸もちょっと苦しい。

ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。