底が既にあるから側面の内側を平面にするのもうまくいかない。磨いてくれてはいるんだけどねじれてるのよね。ブロックの接着もてこずった。っつってもここまでは序の口でしょう。

午前中はキャリア教育だか志教育だかってことで、地域の人の話を聞いて将来について考えようという授業で6年生を相手に話をしてきた。この手のボランティアはもう5回目かな?ちょっと慣れてきたかもしれない。6年生9人しかいなかった。少ないのも大変だよなぁ。
午前に仕事のスイッチが入らなかった今日みたいな日、天気も良くてあったかかったし、何しろ隣町では陶器市。赤ん坊連れて行ってきた。俺が割ってしまった妻の茶碗を新調するのが最重要課題。やっぱりたどり着いたのは蔵王の元窯さん。使いやすい無理のない形と厚み、宇宙のような深く美しく柔らかい色のうわぐすり。

今年の収穫は元窯さんの赤い茶碗と、名古屋から来たというさんちゃ窯さんの白い小さなお鉢、これはドレッシングを入れたい。

村田町、蔵の陶器市は18日まで。
二度目の目止め、研磨、そして2セット目の塗装。

桶ギターは一度図面引いたのに色々悩んで結局ここはだいたいの寸法で。前ブロックはごつい指板受けをつけて。

ジワリと桶ギタースタート。トップ板の一つ、接ぎ部分から切り離し。接ぎが楽器仕様ではなかったからってだけじゃなくて、そもそもそうしないとウチの小さなプレーナーでは厚み出しができない。このあたりがこの企画の気持ち先行の勇み足ではなかんべか。

ちょっと気になって一つずつ熱をあててみたんだけど、乾燥具合が違う気がしてやや不安。少し厚みを落としたらもう一度熱かけてみようか。急がない方が良さそうだ。
ふるさと平沢音楽祭が無事終了。町内でもこの狭い地域に声楽やってる人がこれだけいて、合唱団とか校長先生率いる弦楽合奏団など全体として高尚な音楽祭になったように感じる。俺のギターがちょっと浮いた存在だったけどそれも幅ということで。出演者の許可を得ていないので写真はこれでご勘弁。

しかし、なぜ、本番で体育館南面のカーテンを閉めたのか。リハで綺麗に撮れていたのに、本番になって南の緑のカーテンのせいで逆光になるわ全体に緑の光になるわ、カメラマン泣かせもいいところ。被写体は動いているしブレるか暗いかのどちらかだよ。カーテン締めるなら来年はカメラマンやらない。
今週はボランティア週間だなぁ・・・。
亀の歩みでも作業は塗装へ。目止めして研磨して、今日塗装の一発目を吹いた。
明日は平沢音楽祭。体育の日に思いっきり文化的な活動をするってのは、高校時代にギターを買いに行ったのとおんなじだ。明日、ギターをちょっと弾かなきゃいけないのも不安だが、それ以上に記録係として写真撮影を任されているのがなかなかの重圧。まぁド素人のボランティアですから。
間近に控えた音楽会の当日配るパンフ作りに追われ、子の世話もあって、仕事ははかどっていないが、グリップ削ってヘッドインレイも入れた。
ネックヒールは一般的によくあるクラシックギターのヒール形状のように脇をくびれさせていないのは、ヒール脇への飾りの入れやすさと、側板とツラツラにしたカッタウェイとの統一をはかるためであるが、その分、尖ってハングしたヒールラインと自然な曲面でつなげるのは易しくなくて気をつかう。

ガットギターのロゴには貝のインレイよりこっちの方がお似合いなのかもしれない。

今日は0歳児連れて蔵王へ紅葉狩りへ出かけてみた。ハイラインが無料とあって、ついでに御釜まで登った。寒いのは分かっていたので赤子にも通常より2枚重ね着させてレインコートで風よけしたのだが、すれ違う人々に「こんな寒いとこ連れてきて・・・」などと叱られた。確かに、寒かった。大人がもう一声、暖かい恰好すべきだったような。子の初めての紅葉狩りはおおむね寝ていた。


製作中のギターは指板とヘッドプレートを接着した。

午後は友人が遊びに来てくれたので赤子を囲んでお茶飲んで過ごした。うちの子は哺乳瓶を選り好みする。嫌いな方はいよいよもって拒絶するようになった。
今日の仕事も少しだけ。ヒール削ってジョイント接着。
午後、久しぶりに木工を少々。ジョイント合わせ。アコースティックギターが好きな人にはおなじみのダヴテイル。蟻溝とも言う。鉄弦の60kg以上もある張力をがっちり支えるのに、胴厚があるならおそらくベストな接着方法。ま、これはガットだけど。この後の話のためにこの構造をちょっと覚えていてほしい。

今日はこれを3次元で角度を合わせてぴったりに合わせたところ。まだ接着していないが振り回しても動かない。

先日の日記で書いた難題というのは実は桶をギターにしてくれって話だったのだ。宮城の伝統的な桶職人が作った桶らしい。

何が難題かというと、一番難しいのはネックジョイント。桶の側面にあるタガってやつが邪魔でこのダヴテイルができない。タガを切ってはいけないし、タガを外すと桶でなくなる。ダヴテイルができないなら次に考えるのは三味線のスルーネック作戦。しかしこのタガが側の中央を広く占拠していてそれも無理。できればビス止めを避けたい。少なからず、タガのある側面は接着面として使えない。直線無いし。上の写真みたいに隙間なくぴったりって訳にはいかない。悩むでしょ。オーダー主を知らないけれど高橋佳生さんからの頼みとあっては何とかしたいところ。宗さんにもさとう音楽事務所にもお世話になっているしね。
ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。