風が吹けば

午後、久しぶりに木工を少々。ジョイント合わせ。アコースティックギターが好きな人にはおなじみのダヴテイル。蟻溝とも言う。鉄弦の60kg以上もある張力をがっちり支えるのに、胴厚があるならおそらくベストな接着方法。ま、これはガットだけど。この後の話のためにこの構造をちょっと覚えていてほしい。

サイズ変更IMG_5561

今日はこれを3次元で角度を合わせてぴったりに合わせたところ。まだ接着していないが振り回しても動かない。

サイズ変更IMG_5562

先日の日記で書いた難題というのは実は桶をギターにしてくれって話だったのだ。宮城の伝統的な桶職人が作った桶らしい。

サイズ変更IMG_5564

何が難題かというと、一番難しいのはネックジョイント。桶の側面にあるタガってやつが邪魔でこのダヴテイルができない。タガを切ってはいけないし、タガを外すと桶でなくなる。ダヴテイルができないなら次に考えるのは三味線のスルーネック作戦。しかしこのタガが側の中央を広く占拠していてそれも無理。できればビス止めを避けたい。少なからず、タガのある側面は接着面として使えない。直線無いし。上の写真みたいに隙間なくぴったりって訳にはいかない。悩むでしょ。オーダー主を知らないけれど高橋佳生さんからの頼みとあっては何とかしたいところ。宗さんにもさとう音楽事務所にもお世話になっているしね。