風が吹けば

午後、久しぶりに木工を少々。ジョイント合わせ。アコースティックギターが好きな人にはおなじみのダヴテイル。蟻溝とも言う。鉄弦の60kg以上もある張力をがっちり支えるのに、胴厚があるならおそらくベストな接着方法。ま、これはガットだけど。この後の話のためにこの構造をちょっと覚えていてほしい。

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今日はこれを3次元で角度を合わせてぴったりに合わせたところ。まだ接着していないが振り回しても動かない。

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先日の日記で書いた難題というのは実は桶をギターにしてくれって話だったのだ。宮城の伝統的な桶職人が作った桶らしい。

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何が難題かというと、一番難しいのはネックジョイント。桶の側面にあるタガってやつが邪魔でこのダヴテイルができない。タガを切ってはいけないし、タガを外すと桶でなくなる。ダヴテイルができないなら次に考えるのは三味線のスルーネック作戦。しかしこのタガが側の中央を広く占拠していてそれも無理。できればビス止めを避けたい。少なからず、タガのある側面は接着面として使えない。直線無いし。上の写真みたいに隙間なくぴったりって訳にはいかない。悩むでしょ。オーダー主を知らないけれど高橋佳生さんからの頼みとあっては何とかしたいところ。宗さんにもさとう音楽事務所にもお世話になっているしね。

 

「風が吹けば」への2件のフィードバック

  1. 県北の困った人は一瞬私かと思いました
    えっ矧ぎ合わせのトップ?違うな
    私の他にも無理難題押しつける人がいたんでは南部さん大変だなと同情しておりました
    面白い企画じゃないですか
    音は二の次でしょうし(笑)
    タガを跨いでダブルダヴテイルじゃだめですか

    1. >頭の光源氏さん
      ダブルダヴテイル?X軸とY軸を間違えてはおりませんか?
      タガとタガの間も狭すぎて困ってしまいます。企画としては桶を作る前段階からこちらにも相談してくれたらよかったのにと思ってしまいますよ(笑)

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