近所の中学生、
ホコリまみれで弦の足りないギターをぶら下げて
ちょっと照れくさそうに工房の入り口に立った。
家の倉庫から祖父の形見というギターを見つけてきたらしい。
それ以上言わなくても察したよ。
まず、掃除だ。
ギターは女性だって言われるんだぜ。
キレイに磨いてあげてくれよ。
何度も抱えたくなるくらいに。

見違えるほどきれいになった。
弦高を下げるためのサドル調整はサービス。
弦は自分で張れなくっちゃね。
ちょうど安い弦が無かったから特別だよ。この弦もプレゼント。

チューニングが出来ないと練習が始まらない。
いや、チューニングがすでにギターの練習なんだわ。
早くも指先が痛かろう。

弾ける状態になって僕が少し弾いて見せたら目が輝いたのが分かった。
ギターを後ろから抱え込んでニヤついた姿を見て、なんかこっちもワクワクしたよ。
楽しみだね。
きっと,その中学生にとっては一生忘れられない瞬間に立ち会ったのですね。家の中から家族が昔使っていた楽器が出て来たトコまでは,ウチと同じ。でも,右も左も分からない段階から,近所に住んでるギター職人から手取り足取りなんて,一体どんなミラクルなんだろう。
自分の中学の頃の、あのときめきを思い出すよ~。
>トミヤイヌさん
自分でギターを磨いた事がかなりの効果を発揮したと思われます。
彼の人生に影響与えちゃいましたかね~。
>おてんきまーちんさん
みなさん中学から弾いてるんですね。
この時期始めてハマれば上手くなるでしょうね。