仙台ギターフェア 告知

1月28日(土) 29日(日)の二日間
仙台ギターフェア 
於 : 島村楽器 E-Beans店
先日お知らせしたとおり、ギターフェアが行われます。
tupliも展示販売される事が決定いたしました。
tupliは5本置かせていただくことになっております。
13フレットジョイントのmammothやガットギターも予定しています。
二日間限定でたくさんのギターが集まります。
アクセスは抜群です。
仙台駅を下りて左前方にすぐです。他県からのお客様もこの機会にぜひ弾き比べにいらしてください。
気に入ったギターがあればご購入ください。

解体その1

震災D-28
まずは絶対に邪魔になるものをはずした。

古いマーチンはピックガードが木地に直接貼られている。
そのせいでピックガードが縮むにしたがって表板が割れる。
このギターもそうだった。
ホールより上の力木もはずす必要がありそうなので、その部分の指板が邪魔になる。
指板をはがすと、その下には突き板が貼られていたのには驚いた。
昔の職人はもっと腕が良いものと勝手に想像していたが、やっぱりこういうつじつま合わせをしていたのだ。
蒸気が当たったところの塗装が真っ白に白濁したのはどういうことだろうか?
まぁ、昨年の被津波ギター、ギブソンと違って、塗装はカッコ良くクラックが入っているのではなく
細かくヒビが入り広くはがれているので、塗装は全てやり直しが決定している。
だから気にしない。
ネック角のつじつまが合わないのは問題の1番の力木がゆがんだ所為だろうか?
表板をはがすとしたら・・・
指板を剥がしていたこともあって、勢いに任せてネックまではずしてしまった。
この方がきっとやりやすい。

ジョイントにもたくさん薄板が貼られている。
なんだ、こんなもんか。
ロッドはスクエアじゃなくてTバーじゃないか。

ネックがはずれると、型枠があれば精度高くできると気づく。
薄いベニヤで型をとってみると、裏返した時にはまらないという・・・
左右非対称だ。ゆがんでいる。
このギターに合わせて型枠をしっかり作っても、今後や他のドレットノートには使えない。ので型枠は諦めようか。

被津波28

今日はホンダのディーラーへ。
ちょっとしたリコールがあって、ドアバイザー、窓の雨よけがはずれる恐れがあるとかで
その金具の交換へ行ってきた。
特に問題なさそうだったんだけどタダで直すというからお願いしてきた。
で、帰ってきたところに雄勝方面からのお客さん。
津波にのまれたギターの修理だ。
いわれなくても大体見当がつく。
寒い日に泥の中からサルベージしてスペースの無い避難所で「捨てろわ」と言われた言葉にもめげず
ようやく車を手配して今日、仮設住宅から訪ねて来てくれたのだ。
マーチンですよ。
アジャスタブルロッドが無い。SQって聞いた、と言うのでスクエアロッドだろう。
古いギターだ。サイドバックはインドローズじゃないのでブラジリアンの可能性が高い。
パッと見、状態は良さそうに見えた。
中は泥だらけではあったが。
力木はほとんどはずれていないので、ブリッジを剥がして貼りなおし
割れたトップの補強ぐらいで済むかと思われた。
が、ネックはやや逆反って、何より表板がすり鉢状にへこんでいる。これは看過できない。
一番の力木から狂っている。
また解体が必要そうだ。しかも今回は表板をはずす羽目になるかもしれない。
やっぱり裏からがいいかなぁ・・・わからんなぁ・・・。
超難問だよ。やってみないとわかんないけど、できる限りやらせてもらいましょ。
料金は心配しないでいただきたい。
こうした被津波ギターは復興支援価格でやらせてもらうと宣言している。
最低限の材料費か本来の1~2割の料金だと思ってもらって結構。
払えないならそれでもいいの、気にしないで。
僕の自己満足で偽善と呼んでくれても、それでもいいの。
どうやろうかなぁ・・・・・・

臨時総会

サンディング研磨からの塗装。

#054は表板しか研磨しないし塗装しない。
次こそトップを吹いて終わりにしたい。
同時に進めている#055も口輪あたりの塗装がびしっと来ない。
乾燥のせいか温度のせいか白黒線のプラスチックが縮んだのか木が縮んで溝が狂っているのか
やたらと塗料を吸い込むのである。
とかくラッカーは難しい。
今夜は臨時総会で呼び出された。
まずふるさと保全会とかいうものの報告があったのだが、
今後の目標に『沢山の生き物を増やしていけるような生態系の保存』と書かれていたので
それはタガメが戻ってくるところまで目指すのか蛍で満足するのか、という質問を投げてみた。
僕の質問の意味を解さなかったのかうやむやの返事で(一部から嘲笑のようなわらいが聞こえ返事に対してもう一言返そうとした時には議長は次の質問へ移っていた)、これまでの農業を眺める限り蛍で満足するようであった。
次が驚いた。
区長さんの辞任に始まり、新たな区長さんに
おらが大工さんが選任されたのである。
住宅応急修理の理不尽な期限でもって東奔西走の大工さんがこのタイミングで選出されたのだ。
この制度を利用する修理4件引き受けたうちの一軒目がまだ終わらないという現実と戦っているさなか
区長さんに担ぎ上げられたのだ。
区長さんとしては信頼も置けるし顔見知りだけに話しやすいのも嬉しいのだが
何も今じゃなくたって、と考えてしまう。
そんなに仕事を抱えて大丈夫だろうか・・・。それは体調のことも我が家の修理の事も。

前半

ドイツ文学は上巻を終えて折り返した。
カラクリや陰謀を疑ってはことごとく裏切られたのは、
サスペンスではないからであって、むしろありがたい。
漢字や文章が難しいところも読み進めるうちに大局だけで流せる所が分かってくるし高尚なこの手の雰囲気は嫌いでない。
連想ゲームの様に話題が移っていくさまは、
B型の友人と会話している様でもある。
残念なのは、原文がドイツ語で書かれており
魅惑的なロシアの令嬢との会話は第三国のフランス語でなされているらしいのだが、
そのフランス語部分は漢字とカタカナの表記になっている所である。
作者は強く厳格なドイツ語との対比として、柔らかで甘美なフランス語を用いているはずなのだが
カタカナはまるで真逆の印象を与えている。
好意的に解釈したとして、互いに母国語ではないぎこちなさ、とも取れなくもないが
日本語の致し方なさが否めない。
人文学のイタリア人患者をして水平生活と揶揄された療養も
今の私の毎日とさして違わないあたり少々考えさせられることもあり
先を急がされるのだろう。

かばざいく的

写真わかりにくいなぁ。わかんなくていいんだ。実験なんだ。

秋田名産の樺細工(桜皮細工)の方法を試してみたかった。
筒状にツキ板を貼り合わせていく場合、昔角館で見た方法がいいんじゃないかしらと思って。
可能ではあったけどこりゃホント難しい。
樺細工職人が寸分もずれずに貼っていくのはやっぱりサスガなのだ。
ニカワの具合も違うかもしれない。
ただ、型からはずしてぶわぶわたわませると、ちょっとずつはがれてきた。
ツキ板の接着性の悪さも影響していると思う。
結局、瞬間接着剤が必要だわな。

おしらせ

まだ詳細は何も決まってはいないので少々勇み足かもしれませんが
ありがたいお話をいただきtupli guitarもそこに仲間入りするかもしれませんので
お知らせさせていただきます。
今月28日29日に島村楽器E-Beans店にて
仙台ギターショウが行われるとのことです。
http://www.shimamura.co.jp/sendai/index.php?itemid=73796
東北ではなかなか一堂に会することの無いギターが集結すると聞きます。
弾き比べのチャンスです。
仙台駅前でアクセスは抜群です。
ギターをお探しの方、チェックしてみてください。

独書

近頃やたらと眠い。
どれだけ寝てもまだ寝ていられそうな気がするし
十分寝ているにもかかわらず日中ふと睡魔に襲われたりする。
病気ではあるまいか、なんていうのは少々大げさだろうか。
しかし、やるべき仕事がほとんど無いという事が眠気に拍車をかけているとしても
それが主たる要因ではまさかあるまい。
時間があるのもそうではあるが全くの気まぐれから本を読み始めた。
わざわざ白状するほどの事でもないのだが
普段滅多に本を読まない漫画すら読まないものだから
しかもこんな長編は十数年来であるし、
中身も全く知らぬドイツ文学に手を出した事も
僕にとっては稀有な事なのだ。
冒頭からサナトリウムが出てきた。
こちらの気までふれて本当に病気になるかもしれない。
ロシアには散々敗れてきた。
ドイツはさぁ、どうなるか・・・。

やけ

今日の作業は塗装の研磨。
おや、こうして並べてみるとずいぶん色が違う。
元の材の色も全く同じではないものの
一ヶ月の差でラッカーの日焼けが進んでいるのだろうか?

無粋な話ですみません。

棚卸しをした。
普通の企業よりずいぶんはやいタイミングだけど
去年も一昨年もこんな時期だ。ヒマなのさ。
棚卸ししたら、アレもコレも買わなきゃで
ざっとスウジュウマンの見積もりだよ。
やんだくなる。
家の修理も車検もあるのに、しらねーよ。
夜は、ご招待いただいて仙台のライブハウスへ行って来た。道中はまた吹雪。
今日は非常に照明さんの愛情を感じた。
のこのこ打ち上げまでくっついて行ってこんな時間さ。
ノンアルコールビールよりコーラだ。