島村楽器から撤収してきた。
うちのお客さんが何人か見に行ってくれたそうで。
ありがとうございます。
頼んだわけではないけれど仮にサクラだとしても、無反応よりは楽器屋さんの印象としても悪くないでしょうから。
昨日の深夜、ボイラーの警報ランプがついてお湯が出なくなった。
震災直後、停電のせいで電熱線やら種火やらが消えて凍結し、ボイラーは直したばかり。
今回は停電もしていないし、台所の水は出る。風呂場の蛇口は凍って動かなくなったけど。
今朝、その水道屋さんに電話して、日が沈んだ頃に来てくれた。
「ボイラーのタンクが破損して水漏れしてます。直りません。寿命ですね。」とのたもう。
さらに、「結構漏れてるんで、元栓締めてください。」
というわけで、台所の水も止まった。
去年の3月がよみがえるよ。
電気とガスは生きてるけど水が出ない生活。
違うのはガソリンや水が買える事か。
今夜は近所の温泉に行って、
夕飯は発泡酒と焼いたハムと缶詰。水を使わないで済むメニュー。
明日から温泉に通い、外食するか、水ダダ漏れさせながらメシ作るか。
洗濯が困った。コインランドリーか。
まいったなー。ボイラー交換したら20~30万かかるんでしょ。
ボイラー、家屋修理、車検、タイヤ、材料、ペグ、セル、シンナー、サドル材、ピンやロッド、etc…
給料日すら無いんだから作業場修理を数えなくてもあと数ヶ月で全部は無理よ。ぜんぶどころか・・・。
月別アーカイブ: 2012年1月
ねこ
作業場から居間に戻ると黒い影が横切った。
タヌキのような毛の長いしっぽには見覚えがある。
追いかけて追い詰めるとこちらをにらみつけたご近所さんちのニャンコだ。
飛び掛ってきて脇を抜けて一目散に逃げていった。
家の中にはどこを探してももういない。
ヤツはどこから入ってどこから帰ったのだろう。
いつからヒトのうちを勝手に出入するようになったのだろう。
おもしろくない。
快方
搬入
またしても雪。冬に仙台へ出向くと雪の確立が異常に高い。
明日から始まる仙台ギターフェアに備えて
イービーンズへギターを届けに出かけてきた。
送ってもいいと言われていたのだが、送料がもったいないし
店長さんと顔を合わせておけて良かった。
久しぶりに明るい時間に街へ出たので、以前お気に入りだった古着屋へ行ってみた。
ずいぶん規模が小さくなっていて、気になるものは見つけられなかった。
冬物の上着があれば良かったんだけど。
つまらない店になってしまった。
文庫本と名刺に良さそうな高級色画用紙を買って帰った。
洋服とか、買ってないなぁ。
結局気に入って着ている今のものをながく使うことになる。
誰か俺のジャケットの肘に革でも当ててくれないかなぁ。プロ並の仕上がりで。
誤解
先の震災D-28について、私の言葉足らずで誤解が生じているようなので
ここで弁解と訂正を行わせていただく。
というのは、指板下やダヴテールに薄板が貼られていて「こんなものか」と評したことで
『粗悪品だったのか?』と勘違いされてしまったようなので、これを否定するものである。
ダヴテールに0.3mmや0.5mmの突き板を貼ってあるというのは、
ここで話しているのはダヴテールの台形の側面に貼られていた黒い小さな薄板であって
底面に貼られた白いスプルース材は全く意味が無く、それはおそらく気にしなくて構わない隙間を
良心か何かから埋め合わせただけにすぎないのだが、
この側面の突き板については、一度ジョイントを合わせたのち、葛藤をしたあげく、さらに完璧を求めてやり直した証であり
丁寧な手作業を裏付けるものである。
一部で神の様に扱われる、神を信じない者がこういう表現をつかうのも滑稽かもしれないが一つの比喩表現として
神のごとくに珍重される老舗メーカーのヴィンテージギターであっても、
その古い製作者もまた、我々と同じようなやり直し作業をしていて
一度で完璧な木工作業のできる神では無かったという事に対しての「こんなものか」だったということなのである。
私も数本に1本、ダヴテールに突き板を貼っている。かえって強固なジョイントが生まれる事が多い。
製作者同士の無言の会話なのである。
「なんだ、おまえもか。」
ダヴテール側面の黒い突き板の存在が、製作中の苛立ちとプライドを表しており
時間を割いて振り出しへ戻った証拠は
むしろいとおしく思えるほどではなかろうか。
さて、このギターの表板は洗ったのち、概ね乾き始めているのだが
頑固に反り返って戻ろうとしない。
原因はわからない。
塗装が縮んでこうなることがあるのだとしたら、一度全てはがさねばならぬ。
残っている小さな力木も全てはずすことになるかもしれない。
この反りが戻らなければ表交換もいたしかたあるまい。
氷筍
太陽で大爆発が起きて北海道でもオーロラが見られるかもしれないとか
黒点周期が狂って氷河期に向かっているとか
東京に雪が降ったとか冷え込んでいるなんて事がニュースになっているが
寒くなっているなら温暖化なんてウソだとか言う人がいるとしたら
11年の黒点周期やちょっとした気候の気まぐれで暑い夏にはそいつは決まって
暑い、死ぬぅ、なんて言うだろう
なんて事をぼんやり考えてみたりするのだが
やっぱり今日は寒くて台所にはなぜか蛇口の付け根付近に大きな氷筍が育っている。
笑える。

尤も、この20~30年であったかくなったせいで今年の寒さが身にしみるわけで
僕が小学生の頃は千葉県松戸市で雪だるまをつくって遊んだ記憶があるし、
登校時は氷の水溜りが当り前だった。関東だって寒かったのだ。
さて、さっそくだけど、好奇心が勝利した。

こんなに大きな力木がついているとは知らなかった。
転がっていた魂柱はあまりに粗雑な丸棒だ。
サイドのブロックはライニングを抱え込むように作られていてお見事。難しい事してる。
塗装はセラックでもラッカーでもなさそうだけど、オール単版だし
決して安い物ではないんだろう。
割れているところに補強を貼って元に戻したら
いつかブリッジを作ってみるのも悪くない。
ただ、魂柱の立て方も位置もその道具もわからないんだけどね。
あ、そもそも楽器の名前すら分からないんだけどね。
変わったギター
栞
明日の塗装のためにギター2本を研磨した、という以外に
仕事もしていなければ、家事など家の事も、とりたてて遊びも
何にもした記憶が無いままに終わった今日であったが
夕飯の後、本を読みながら寝落ちしており
3時間ほどののち、ふとその本を見ると
しおり紐の先端がギリギリのところで頁の間に挟まれていて
危なくどこを読んでいたのか見失うところであったのを
それは全くの無意識の現実と夢の狭間で、
スイス高原のサナトリウムから蔵王のコタツへ帰還するその一瞬に
見事な仕事を成し遂げていたのだと
これが今日という日だった。
いいね!について
このブログの「いいね!」ボタンを押してくれている方々へ
どうもありがとうございます。
しかしながら、お気づきかとは思いますが
その記事のリンクがニュースフィードに表示されていないみたいです。
押してくれた方のウォールには表示されているようですが
友人からは見えません。
それは何度もトライしたのですがOGP(オープングラフプロトコル)の設定ができないからのようです。
これは、このブログサイトの仕様なのでどうにもなりません。
運営側に要望は出しましたが時代に追いつく気配は見えません。
すなはち、このブログ記事にイチイチ表示されている「いいね!」の数が増えると
僕がほくそえむという以外に、残念ながら拡散しては行かないのです。
押した方としても友人へシェアできていないことを残念に思ってくれるのではないでしょうか?
Facebookページというのも作ってみました。
こちらなら上手く動くでしょうか?
挙動がまだよく把握できておりませんで、はっきりした事がいえないのですが。
そういうわけで、Facebookのtupliのページ(https://www.facebook.com/pages/tupli-guitars/297631303595163)で「いいね!」を試していただけたらと思います。
もしかしたら、tupliのページ自体を「いいね!」してからでないとニュースフィードに流れないのかもしれません。
とはいえ、FBのブログ記事はここのリンクですから
もしかしたら、どうやっても「いいね!」ではダメなのでしょうか?
FBがサービスを停止しようとしている「シェア」でなければ。
もし仮にそうだとすると・・・。
そのあたりの挙動についてもよくわからないのです。
全く、どんどん新しくややこしくなってなかなかついていけません。
ボタン設置だけでもあんなに苦労したというのに・・・ですよ。
愚痴っぽくなってしまいました。
深夜ということでお許しください。
解体その2-洗浄-解体その3
問題を抱えた表板を選択、ひっぺがした。
色々割れてるし、反りくり返ってるし、はがす際に新たなキズ入っちゃったし
もう満身創痍の表板。
トップ割れのうち2ヶ所は修理がなされている。
Xブレースに割れているところがあったけど、なにやらコールタールみたいな物で固められてる。
過去の修理か初めからか。こんな接着剤あるのかぁ。
要するにこれは波をかぶる以前のお話。変形の原因ではない?

サイドにも割れアリ。
きっと一生懸命拭いたんだろうけど泥でびっしり。

洗いましょ。
通常ギターを水洗いするなんてもってのほか。
良い子はマネをしないでください。
洗ってみて日焼けしていない材の色を見るとやっぱりハカランダみたいだね。
あ、こんなアイマイな表現はよくない。ブラジリアンみたいだ、に訂正。
削って匂いかげば判別できるんだけど。

ワルサをしている力木もはずしておく。
すっかりバラバラだ。
これでしばらく乾燥させてみて、今後の作業計画を練る。
第一ステップ完了。



