修理的

連日、オーナーのいないギターの修理的な作業がつづく。
セラックならでは。
塗装がはげなければ表面が荒れたぐらいだと一日で直る。
ラッカーではこうはいかない。
もっとも、僕のセラックはラッカーほどキレイな鏡面仕上げでもない、というのも大きな要因かも。
サイドバックについていた布の跡が消えたでしょ。

少しだけど材料買っちゃった。
さて、何作ればいいんですか?

今夜はフテネする。

今日気づいた。
セラック塗装のガットギター
塗面が荒れている。
サイドとバックとネック。ヒトの触れる部分。
いつからだろう?
そういえば過去に何度か酒の席でギターを出した。
アルコールが付けばあり得る話だが。
自分のギターの修理はほとほと疲れる。
精神的にきつい。
今日も修理を少し。
こんなのばかりではもたない。

裏甲

2、3度シミュレーションして
仮止めっていうのは滑るから何とも言えぬと思い
ニカワとボンドで悩んだあげく
一発勝負のボンドを選択。

寸分たがわずとはなかなか行かない。
けれど、最も重要なネック角が計算通りに行ったので
これで楽器として復活できる事がほぼ確実になったのではなかろうか。
第三の難関突破。
バインディング材を注文しよ。

温度差

玄海原発の再開に玄海町が同意したと言うニュースが聞こえてきた。
数年前に大きな地震を経験し、今回こんな事故を目の当たりにしてなお
止まっている原発を動かそうという判断に
戸惑いを隠せない。
東京から東北にかけて抱えている感覚とまるで違うのだろう。
いろいろな温度差があるのは分かっているつもりだったが・・・。
はたして、彼らは、もし仮に玄海で事故が起きた場合
偏西風の影響で日本全土が放射能汚染されるという事がわかっているのだろうか?
その責任も持ってくれるのだろうか?
あとは佐賀県知事がストップしてくれるのを期待するだけだ。
梅雨入り前に出来るだけ。
震災45のバック板に力木接着。

それからトップコートの吹きつけ。
この後0時から、もいっちょ塗装する。
昼夜の温度差が激しいので夜の方が塗装がしやすいのだ。
作業によってベストな時間帯が異なる。
自然には逆らえない。今回東日本が痛切に感じた。
自然に合わせて暮らしていく道をとりたい。
佐賀県の豊かな自然を壊さない発電だってあるはずであることを知ってもらいたい。

正解

4号線でとろとろ帰ってきたわけだけど
福島に入って渋滞。
深夜になってもしんどいなぁと思って
高速乗っちゃった。
東京へ向かう時、妙に福島県内の車が少ない気がして
みんなどこへ行ってしまったんだろう。
こんなに閑散としていて復興なんてできるのだろうか。
なんて心配もしたけど、混んでいてちょっと安心したりもした。
下りてみたら1450円だった。
乗って正解。

東京

昨日、お祭り最終日。
プロアーティストによるチャリティライブも行われました。
飛行機の中でも流れているというオシャレポップス。
elect-linkさん。
最後にtupliも使ってくれました。

お神輿を自粛した町もあったようですが、この日はいくつもの神輿が車道で担がれていて
にぎやかでした。

打ち上げにも少し参加させてもらって、これでもかっていう江戸っ子言葉が飛び交う感じが
とても楽しかったです。
さんざん良くして貰って、ありがとうございました。
今日は縁あって、楽器業界の人に会ってお話することができて
有意義な一日になりました。
今回の東京出張。新宿だったり、四谷赤坂麹町、青山渋谷、麻布に日本橋
国立競技場や六本木ヒルズ、東京タワーもスカイツリーも
普段じゃ縁の無い高級地帯や電車でしか行かないような場所を車で走ったという
なんだか不思議な感覚でした。
ひとまず千葉の実家に着きました。

裏口

今日は日中、2組の友人がお祭り会場へ遊びに来てくれました。
おかげで楽しく過ごせました。
夕方早めに抜け出して赤坂ブリッツ。
Do As Infinity のライブでtupliが使われているからと
招待してくれたので、見に行ってきました。
関係者席って普段の角度と違うから
ローディさんの動きが見えたりして色々感心。
楽しかったです。
ライブが終わった後の撤収が驚くほど速くて
9時までに全て出るんだって言っていて
こんなに慌ただしいんだなぁって。
そして三夜連続のアルコール。

東麻布

昨夜は先月被災地支援で活躍してくれたメンバーと遅くまで呑んでおりました。
寝不足のままお祭り参加。
東京タワーのふもと、国道1号線にいます。

ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。