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東京生まれ千葉育ち、蔵王町在住のギター製作家。 ベルボトムジーンズが標準スタイル。

マホガット考察

今晩、さっそくマホガットの試奏をしにGARRULUSさんが遊びに来てくれました。
この反応の速さがありがたいです。
注目度の高さでしょうか。
期待を裏切っていない事を願います。
GARRULUSさん いわく
弾いて落ち着く。ミドルが強めでバランスがいい。
カラリとしてエッジがきいていて、ポップスに良さそう。
アンサンブルでも埋もれなくて合うかもしれない。
オーガスチンはウェットなので、他の弦にした方がもっと個性が強調される。
色々話てくれましたが、鳥頭はこれぐらいしか覚えておりません。
とにかく弾き比べるとはっきりします。
#020(左)はかなりカラッとしている印象でしたが、やっぱりクラシック的な気がします。
色々な用途がありそうなギターです。
#028(右)はドイツ松の甘さがある、いわゆるクラシックかもしれません。
この中ではふくよかさのあるギター。
#038(中)はポップスです。個人的には左足ではなく、右足に乗せて弾くギターかなぁなんて。
ちょっとフォークっぽいというか、ヨーロピアンというよりアメリカンというか。

マホガット

ボサノバ好きのおじさま方に特に注目を浴びていたマホガット。
第一印象はマホよりシトカの影響が大きいような。
フツーのクラシックギターのぼやっとした感じがまるでなくて私は好きです。
クラシック界の人はなんて言うか知らないけど。
もはやクラシックギターではないかもしれません。
ガットギター。
お望みであれば、立って弾けるように、エンドピンとストラップピンを付けます。

シンフル

トーチインレイを入れたギターの水研。
サンディングシーラー(肉付け塗装)もう少し厚くすべきだったでしょうか
木目がまだわずかに痩せていました。
塗装を急いではいけませんね。
塗装を完全にはがしたところと、そうでないところで
どうも質感とか塗装の痩せ方とかがビッタリこないのは
以前の塗装が、あるいは下地かカラーで、ちょっと違う塗装がされているようです。
製作者だもんで、ちょっとしたことが気になります。
面取りがされていないので、機械でバフがけしたら、塗装がはがれます。
手バフです。
機械バフの場合より細かい番手まで水研しておけばある程度は光ります。

今日、2時ごろ小学生がうちに宿題をやりに来ました。
学校は?と聞くと、明日から学級閉鎖だって。
新型インフルエンザはなんだか子供たちの間だけで流行っているような気がします。

祝くびーにょ

昨日は親友の結婚式でした。
一昨日の朝、出発。
那須の先輩の家に車を置いて、先輩の車で彼の実家へ。
今回の主役を抜きに当時の寮生で前夜祭です。
テーブルに乗り切らないほどのご馳走ありがとうございました。
披露宴での余興の打ち合わせを兼ねて、のつもりでしたが
案じていた通りたっぷり呑んで、どうにかなるさってな具合で
前夜祭で燃え尽きた感じ。
当日の朝はそれぞれ、「頭が痛い」だの「気持ち悪い」だの
「声が出ない」だの「3次会からでいいんじゃね?」だの・・・
披露宴の食事はほとんど食べられませんでしたが、
余興も盛り上がったし、式も披露宴も ん~よかったなぁ~
かつては私と同棲していた、否、ルームシェアしていた彼も
所帯を持ったわけで・・・いいもんですね。

寮時代の連中もちょっとぷよっていた事を除けば全く変わっていなくて
当時の話も最高におかしくて、楽しかったです。
先輩の言うとおり、「楽しくも愚かな日々」だったなぁと。
帰り道、今日はなんだか祭りの後のなんとやら。
社会復帰に時間がかかりそうなやりきった感と喪失感です。
ひとつ目標を失って、またしばらくギターを弾かなくなるのかなぁ。
悔しいのは、2次会3次会で撮った写真約30枚が
ごっそりメモリーカードから消えている事。
どういうことだ?!
フォーマットしなおしてみましたが、どこか壊れたのかもしれません。

格差

今朝はボランティアのための図書室整備講習会を開催。
田舎の小中学校の図書室は先生・生徒数が少ないせいもあって
手が回らずに荒れているようで、各学校からは
ボランティアさんの手を借りたいと再三の要望が出ております。
本の修理や分類について司書さんから色々教わった後
各学校区ごとに分かれてもらったところ・・・

テーブルがひとつからっぽ。
うちの一番近所の小学校に入ってくれるボランティアさんはゼロ人です。
地域格差、学校格差が広がっております。
図書室の充実度、利用度は学習レベルにも影響を与えるところ。
色々事情はあるのでしょうが、何とかならんものかと思います。
学習といえば、話題の事業仕分けで
国立大学の予算が見直されるとかで
おいおい!大丈夫か?!
なんて思ったけど、同時に、そういえば・・・
学生会館という学生が使わない建物に大学寮をつぶす為だけにいる人間や
奨学金を申請に行った窓口で「あっち行って!」と驚きの対応をしてくれたオバサンや
退学届けを出しに行った所で、「はぁぁ!!!」と睨んだ上に「学生番号ぐらい覚えておきなさい!」などと失敬千万なオバサンなど
ピュアな学生にはつらすぎる文科省からの出向者がたくさんいたことを思い出した。
ちなみに、うちの予算の仕分けは既に
ギター雑誌購入費用 廃止。
CD購入費用 大幅縮減、が実施済みである。

樹氷にはまだまだ

エルニーニョの影響でこの冬も暖冬だそうです。
お昼、ございんホールに
「樹氷見物ツアーの受付はまだですか?」
というお客さんがみえましたが、はたして樹氷ができるかどうか・・・
私もライブで見たことがないので見たいのですが。
さて、今日はマホ/シトカのガットにブリッジを接着しました。
今週末は東京なので、完成は来週以降になるでしょう。
なんだか最近すっかり6時には仕事を切り上げるクセがついてしまいました。
もうちょっと働けよって思います。

内輪ネタ

そうそう、
地域コーディネーターとして学校支援ボランティアのお手伝いをさせていただいていて
今日、5月から先月までの謝金(お給料ではない)をいただきました。
どうもありがとうございます。
これでなんとか年が越せます。
楽しいチームに参加できて光栄です。
星の先生であり虫博士の 蔵王のインド人さん とかけまして
日本茶 と解きます。
そのココロは
ムシてホシます。
私と同じ地域コーディネーター Ms.N とかけまして
野良仕事 と解きます。
そのココロは
シャベル。
ついでに右隣の妊婦さん Ms.O とかけまして
今年の日本球界 と解きます。
そのココロは
ハラが一番です。
オアトガヨロシイヨウデ。

セッション

午後は2組のお客さんが修理品の引き取りに来たのですが・・・

いつの間にか4人が、野外セッション。
こういう出会いが面白いっすなぁ。
畑仕事をしていたお隣さんが、「生演奏聞けるなんて。いいもんだねぇ」って。
ちょっと不安だった例のチャランゴですが、
チューニングしてジャカジャカやっても大丈夫なようで、一安心です。
楽器として生き返ったので、合格でしょう。
あとは保管に気をつけていただければ。

また、見たことのない、ブズーキのような形の南米産マンドリンが入院しました。
その話はまた後日。

剪定

一昨日まで雨の予報だったので晴れてよかった。
しかも暖かだったので、一仕事で汗ばむほど。
今朝は小学校からの要請で庭木の剪定ボランティアに行ってきました。
私はボランティアさんを派遣する立場ですが、見ているだけでは面白くないので
一緒に刈り込んでまいりました。
おんちゃんたち、刈り始めたら止まらない。
3時間みっちり仕事して、お昼なので終わりにしましょう、と言っても
まだまだやりたそうです。
でも、おかげで見違えるほどキレイになりました。

灯り展

町内のおんちゃんに誘われて、
”月と星のもとで 灯り展”
に行って来ました。
偶然にも陶器市で私が選んだお皿の作者さんのお宅です。
先日知り合ったばかりのフォークシンガーNOBUICHIさんのライブもあるというので。
いろいろつながります。
ちょっと迷って、遅れて到着。
まさかこの寒空の下でのライブだったなんて。
でも、とってもあったかい灯りの会場でした。
演者の隣にスコップが刺してあるのがアクセント。

ライブ会場やギャラリーには陶器や和紙などの間接照明がずらりと並んでステキです。

まさかまさか、晩ご飯までいただいてしまって・・・どうもすみません。
炊き込みご飯すんっごく美味しかったです。
灯り展は明日まで。
アートスペース無可有の郷