斜めドリル

ガットギターのヒール割れ、2本のひび割れ。と思ったら、写真で見ると3本ヒビ入ってる?!明日確認しよう。

隙間の空いている方はできる限りボンド突っ込んで、奥の方には染み込む接着剤を流した。最初電池バッグで気づかなかったけれど、反対側までずらっと割れている。ひとまず締め込んで固定。これがスペイン式の弱点かもしれない。

このボール盤、買ってからもうすぐ20年になるけれど、初めて台座を傾けたよ。安いモデルなので説明書にも載っていない、けれど一応それが可能な機構がついている。回すことを想定していない狭い場所に大きなボルトがあってな。そのために大きなソケットレンチとラチェットハンドルのセットを購入した。接着剤だけでは心もとないのでダボを埋める。

こちらは力木をエポキシで再接着していたギター、反対側は過去の修理痕もなくきれいなのでボンドで。

万年筆を日常に

ちょっとフライング気味に、誕生日プレゼントで妻が万年筆を買ってくれるというので、万年筆の専門店「樂」というお店へ行ってみた。二日町のとあるビルの2階、穏やかで気さくで想像していたよりずっと若い(私の一回りほど上)店主が色々相談に乗ってくれた。
学生時代にインクの濃淡がよく出るのが面白くて見た目も気に入って買ったパーカーの万年筆、太すぎてだんだん使わなくなってしまっていた。なので細くて、でも筆圧などでニュアンスの出る物が欲しいと言ったら色々試し書きさせてくれた。ペン先の柔らかいもの、角度によって太さの変わる物、カリグラフィのように先の横長の物など。でもどれもイマイチしっくりこなかったり、なんだかんだ太かったり。で、最後に渡されたのがプラチナのセンチュリー。太さは変わらないけれど、細くて字がぽってりしないのにインクの濃淡は出る。ボールペン代わりに普段使いできる感じ。理想と現実は違った。求めていたのはこの書き味だ。
正直言うとボディにもう少し遊び心や特別感が欲しかったんだけれど、同じセンチュリーでも個体差が大きくて太さがマチマチ。こういうものは出会いだ。店主が勧めてくれた物に決めた。所有する喜びと使う楽しみ。たまに手入れが必要なのもそれらを後押しする。毎日5文字書くことが一番のお手入れだってさ。

店内にはガラスペンやオリジナルインクなんかも多数あって、義母連れて行ったら大興奮だろうなと思った。
試し書きに使った万年筆は全部洗うんだよなぁ。あんなに色々書かせてくれて、持って行ったパーカーの蓋まで洗浄してくれて、良心的なお店だったわぁ。

道中見つけた自動販売機。つめた~いおでん?!

佐藤錦はまだみたいだけど山形へサクランボ狩りへ行ってきた。それでも3種類も食べ比べできて楽しかったし非常においしかった。3歳0か月、はじめ怖がっていたのに一度一緒に脚立に登ったら、自分で採れるのがうれしくてその後は一人でもどんどん登っていく。やっぱりこの子の原動力は食欲だ。

家に戻ったら金魚さんが一匹・・・星になっていた。昨夜から転覆病の症状が出ていて気にしていたのだけれど。消化不良でガスがたまって浮いちゃうっていう。良くなってきたところだったのに無念。あの子はよく頑張りましたよ。水槽に一匹になっちゃった。