腐海の森に

グロ注意なのだ。SNSの記事のトップの画像に酷い写真が出ないようにまずはきれいな画の話からするのだ。
ヘッド折れのギターが直った。チョンパだったなんてわかるまい。

さて、おぞましいのはここからだ。土間が腐海に沈んでいた。今年の長く休みない梅雨のせいで、さらにこのあたりに濡れた雨合羽を置いたのがいけなかったのだけれど、まぁ要するに俺の責任なのだけれど、普段なら雨合羽置いたって乾くのだけれど、結果、腐海にのまれた。

この隣にOSB合板を置いていたのだけれどそれも腐海の毒に侵され朽ちはじめていた。こちらはさらにおぞましいので写真は載せない。OSB合板どかしたらネズミが出た。この谷の土ですら汚れているんです。
そんなわけで今日の大半をこの掃除に費やした。消毒したい。バーナーで焼くのか・・・?

ステイホームは家族時間が減る

塗装するとやっぱり色味は違うよね。ローズは日焼けすると色が抜けるし、古い塗膜は黄変するし、もし同じ材があったとしても色は合わない。あー、少なくとも俺は合わせられない。木目まで描くような上手な人もいるらしいけど。継ぎ当てなんだと割り切ってもらうしかない。これから数週間、塗装修理となる。

ブリッジ浮いて貼り直し。後側4mmも内側で塗膜切っている。塗装面に接着してるんじゃそりゃはがれやすくなるよ。このギター、本当はネックのリセットもしたいところなんだけど、それは最後の手段にとっておくために今回はやらないでくれっていうので、ブリッジ貼りなおすときにちょっとでも下げられたらいいなと考えている。始める前から催促されてしまったわ。

気づけば連休、お米買に行った以外にとうとうどこも行かずに終わってしまった。ふり返ると今年は子供の写真もあんまり撮っていない。全然イベントが無いからだ。ステイホームだと家族との交流が減る。出かけたり遊びにいったりしないと家族と過ごす時間が減ってしまう。家にいると仕事しちゃうから。

サイドの継ぎ当て

ぽっかり開いたままだと閉じるのが難しいので、補強兼接着土台としてローズの割れ止めを内側に並べる。

曲げた板を穴に合わせて接着。できる限り似たような雰囲気の材を選んだのよ。似たようなのがあってラッキーさ。

研磨するとこんな感じ。黒いラインも何となく似ていていいじゃない。きっと元がウレタン塗装だろうから最終的にはサイド片面塗り重ねることになるのかな。

閉じるために開ける

修理も製作も塗装の仕事を。

側板の穴をふさいで欲しいという依頼。合板のため板の内部や裏側でけっこうゴタゴタしてしまっている。

表面から見えていないところで裏側がささくれていたりするので、ふさぐと言っても、ただパテで埋めればいいってもんじゃないなと。崩れた所は切り落とした。

同じコドモイス

あぁこの前のが気がかりでしょうがないのだけれど、ただうつむいていてもやらにゃならんことがあるのでねぇ。今朝は上の子が咳込んでいて調子が悪いと言うので病院へ。喘息の発作だ。この季節多いらしい。病院で吸引のお薬やってもらったらもうすでに元気。今日は一日子守りだなと思っていたのだけれど来客二組。作業場行くなら客対応の隙間時間と子の食事中にサクサク作業を。1×4材2本を切る。

下の子がおねーちゃんの椅子に座りたがってよく争いになっているのでね。トータルで90分かかってない。まぁ2回目だし雑でいいってわかっているから。おねーちゃんのは一度足切ってるので低い。

正解が分からない

トラブル。気づいていなかったのだが指摘されて発覚、私の責任だ。本当に申し訳ない。驚き戸惑い落ち込んでいる。いつもの方法ではダメだったということ。この先も答えを持っていない。詰んでいたんじゃないかなんて藤井棋聖に聞いてみたい。

とりあえず水研したギターをバフがけした。脳がうつむき活動を停止しようとする。強烈に眠い。

明日曇り予報、吹いちゃおうか

新しいケースにロゴをスプレー。

しまうところができたので水研スタート。そろそろ次のギターの塗装が始まるのに吹き付け終わったギターを一緒のところに置いておくとシンナー吸っていつまでも乾かない気がするので避難させないと。といってもこの天気なんでちっとも塗装仕事が進まない。修理品も塗装がらみだけが残っちゃっている。

the unknown

クラシックギターはサウンドホールが小さい。裏板に4本のブレーシングがある場合、その4本目はとても遠い。もう少し腕が太かったら、もう少しギターの胴厚が薄かったら、届かなかっただろう。指先だけでジャッキを回すのもとても難しかったよ。

導管に泥を塗る。粒度はたぶんシルトぐらい。水で練った時に粘土ほどの粘りが出ないから。10年ほど前に用意したものが底をついてきた。近いうちに作り足さないといけないのかぁ・・・。

アナ雪2のサントラをiPhone経由でかけると音が割れる。JBLとヤマハのブルートゥーススピーカーどちらでも音が割れる。他のアルバムはそんなことはない。CDをプレーヤーでかけると大丈夫なので、取り込むときにデータが壊れたのかと思ったけれど、取り込み直しても変わらず。初めはスピーカーの能力を疑ったけれどiPhoneから直接音を出しても割れていたので、スピーカーではなくiTunesかiPhoneに原因があるのかなと。ディズニーの曲はアップルの再生能力以上のデータが入っているのかなんて一瞬考えた私が恥ずかしい。CDごときのデータでそんなわけあるかい。娘はあまり気にせず「みちのたびへ~」と歌っているが娘の音程の安定しない声とガビガビに割れた音のハーモニーはおとーちゃんが辛い。
ところがあっけなく直った。iPhoneの設定>ミュージック>音量を自動調整、これをオフにしたらスッキリ。未知なる現象。これオフるとシャッフル時にJTの音量が小さいんだよなぁ。

新しいホール飾り(途中経過)

昨日の朝は外で音がするので慌てて加勢に出た。瓦礫を足して埋め戻し作業。いくらやっても泥がメタメタで平らにならないので続きは乾いてからってことで梅雨明けまでストップだろうな。
大工さんが「なんで皆カッター砥がないんだ。カッターの刃なんて10年以上買ったことない。砥げば切れるんだ。」と言っていて、格の違いを見せつけられた。

さて、ついにvesseのサウンドホール周りのインレイに着手している。新しい試み。考えていたよりもきつい作業だった。掘るのだけでも10時間オーバー。デザインカッターの刃、替えまくっている。それでもここまで良い感じじゃない?