梅雨の塗装日

はいどうも、好きなトリマーは日立M6(生産終了)のほとんど主夫です。木金は下の子が保育所を休んだので病院連れて行って子守り、土曜は家族で久しぶりの外食して夜は夜更かししてオンライン飲み会した結果日曜が丸々使い物にならなかったというわけで、今日が久しぶりの仕事。
M6のパーツ類も入手できなくなることを恐れてベースを買い足した。今のところ予定はないけれど、何か治具を作るときにそれ専用でベースがあった方がいい。

先日来たお客さんが言っていたんだけれど、特別定額給付金が入ったからこれを機会に修理をってことらしく、なるほど、うちの修理が増えたのはうちに限ったことじゃなさそうだ。むしろ他ではきっともっと顕著で田舎のうちはそのおこぼれにあずかっていると考えたほうがいい。

今日のメインは塗装。気持ちシンナー多め。週末に包丁で指を切ったので左手には手袋をしてちょっと恐る恐る。なにしろ傷口にシンナーは耐えがたい。ブリッジは筆塗り。塗ってすぐは厚みがあるように見えるけど乾くと濡らしただけみたいになるので時間かけてのんびりやる。

ほきょう

あ、どうも。好きなハンド糸鋸(ジュエリーソー)の刃はバローベの2/0です。え?生産終了すか!お前もブルータスか。

はぎ割れの補強を3つ。

首に埋めた補強は研磨して塗装の準備。でも当分天気悪いみたいね。下地塗装ならいけるかな?

さて次は、ってところで下の子発熱の知らせが来て終了。

初めましての方は初めまして

ここごく最近、ご新規の修理客が増えた。何があったのだろう?この数年は簡易な修理が減ってどこぞで断られたみたいな難題が多かったんだけれど、ごく最近のご新規さんはそうでもない。とってもありがたいことだ。ぜひ作ったギターも見てやってほしい。それぞれが、検索しました、って言っているので単なる偶然かもしれないけれど、そうしてこのブログにも新しい人が来てくれているということだろうか。

どうも。好きなカッターナイフはNTカッターのAD-2P、南部です。以後おみしりおかれまして、向後万端引き立ってよろしくお頼み申します。

今日も修理。来客二組、一組はその場で直してご返却。製作が滞り気味。だからこそどんどん行くよ。集荷待ってられないので黒猫センターまで持ち込んで1本出荷、ついでに食料品の買い物。そしてすり合わせ。

バインディングはがれ。このギターブラジリアンじゃないの。みなさんイイモン持ってるわぁ。こうした接着ものは乾燥にしばらく放置するし後にタッチアップが必要になったりすることもあってそこで時間がかかるから、可能ならはやめに着手する。

はしわたし

ヘッドをくっつけたら折れたラインを橋渡しして補強材を埋め込む。

こちらも折れたところに橋渡しの補強材を裏側に埋め込んだブリッジ。研磨して綺麗にして、この後は塗装。やっぱりブラジリアンでござんした。

庭から天の川

昨夜友達が遊びに来てくれた。久しぶりだ。やっぱりリモートよりも楽しいね。良い夜だった。天気も。自宅庭から天の川が見られたし。

D7000
DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6
ISO1600 f3.5 20s

ため込むと置き場に困るので

先日のオベーション、ピックアップ直したらゲインがアンバランスだったんだけれど、一緒に届いた新しい物と交換したらスッキリ並んだ。交換してよかった。配線つながってもやっぱり壊れていたのだ。

裏板が割れていたギブソンは、当初見つけられなかったんだけど力木やっぱりはがれていた。こっちだったか。もう一本下のが怪しかったんだけど。

この子は見ての通り。まずはボンド接着。

クラシックの割れたブリッジ、つなぎ目の接着面積をかせぐために裏側に掘り込みを入れる。こんなんでもいくらか変わるかな?

もったいなくない仕様

argoの方、指板バインディングだけカーリーメイプルなんだって。他はローズウッド。なんでだろうって思っていたけれど、そういえば昔、エボニー指板にローズバインディング巻いていたら『もったいない』と評されたことがあったんだけど、その人と同じ感覚なのかなぁ?何がもったいないのか分からんのだけど。あとサイドポジ入れたらできあがり。

気温と湿度の高い日が出てきて、気づいたら瞬間接着剤が半分以上残った状態で固まりかけていた。いちいち冷蔵庫にしまうのが面倒でなぁ。しかも冷蔵庫から出した時に中の気体の膨張で接着剤出てきちゃうのも嫌なんだけど。でもこれからの時季しまわないと固まっちゃう。仕方なく買いに行ったらリニューアルして高くなってんのね。で、今夜もしまい忘れてる。

上見て下見て

朝からみんなが空を見上げていたので見てみると白い風船。ラジオゾンデでしょうと思ったけれど、こんな風に見えたことないのでよくわからない。

ニュースになっていた。気象台も自衛隊も分からないとか。エアロゾル観測装置じゃないかなんて声もあるらしいけど結局分からないとか。飛行機よりも上空にあったとか。夕方見上げたらもう見当たらなかった。

空見た後は地面見ていた。雨も降っていないのにあんまりにもぬかるみが酷いので役場の建設課に相談に行ったら見に来た。

すぐ隣で土側溝にU字溝が埋められてからここ2年、水が沸くようになった。それまでの10年間はこんな事一度もなかった。そう説明していたところに、どこぞのおんちゃんとかお隣とかがやんややんや、昔からここは水が沸くんだと向かい風な発言を連発し、
役場:『町が施工したU字溝が原因とは言えず、町が何かすることはできない』
という回答を得た。まぁ、原因が特定しきれないのは想像に難くないけれど、ガヤは圧倒的に余計なお世話だったぜ。

今日郵送で届いた修理の依頼品を見てみよう。ピックアップの音が出なくなったとか。それで新しいものと交換してほしいという依頼。
どれどれ、断線ですなぁ。

この薄い金属プレートがくっついていればいいのかな?と思ってハンダしなおしてみたりなんだりしていたら、直ったみたい。でもせっかくなんで新しいのに交換する。

何もなければ半年後

冬に引き上げてきた時にはビタビタだった弦高も半年工房に置いておくと1mm以上あがっていた。下げずにそのままご返却。暖炉の前でまた弦高が下がることは目に見えているので。例年より遅れて今日ようやく温泉宿に持って行った。何事も無ければ12月になるころにまた引き上げてくる。今日対応してくれた若い従業員さん、なかなかの塩対応だったけれどもうあんまり歓迎されていないのかしら・・・。

やっと研磨した。梅雨とは思えない気候のうちに塗装進めておかなきゃなのにね。

エル

オーダーとか修理みたいに依頼されている仕事とそうじゃない仕事と、依頼されてない方は当然なんだけど後回しになるなぁ。ただあんまりため込むと他のにつっかえたりするからこなしていかなきゃいけないんだけど、後回しになるなぁ。
また難しい修理来た。お父様の形見だっていうからこのブリッジを活かしたい。ひとまずはがれずに残っている部分もはがしておく。熱かけたらブリッジの塗装がやられちゃうのは想定内だったけれど、こんなに反るとは・・・読みが甘かった。

製作の指板を作る。フレット溝を切り終えた。

なんだかタテハチョウになつかれた。しばらくペロペロされていた。よく見るとLマークなのでエルタテハ。

ちょっと気になって調べてみた。
『・・・花を吸蜜したり、・・・樹液、獣糞、人尿、動物の死体などを吸ったり、腐った果実に集まったり・・・(wikipedia)]』
あれ?なつかれたんじゃなくて、俺の手がおしっこ臭かったとかかな・・・?洗ったよ!