闊歩取材

今さっき雑誌の取材を終えた。仙台ではおなじみの『kappo』、100号目の記念すべき特集で宮城の100人のうちの一人として選んでもらったという誉れ高き一冊となる。娘がちょろちょろする中でのインタビューだったが、みんな構ってくれて無事終了した。このGWの最大の山が終わってしまった。あぁ、インタビュアーの美人さんと一緒に写真撮ってもらい損ねちゃったぜ。

ピザ

友人たちが来てくれたのでピザ屋さんへ。廃校利用で話題をさらったピザ屋は結局向かいに学校のような新築を建てて移転していた。大人の事情を感じはするけどちょっとなんだそれ感。

ピザはおいしくて人気。近頃ショッピングモールにも進出したらしいし。写真は今日からの新メニュー、はちみつをかけるピザ。寛容な友人たちは3歳児に完全に任せてくれた。

お昼にうどんを食べたはずなのにモリモリ食べて、帰りの車で寝て、寝ている間に友人が帰ってしまったのを知って泣いて、今お土産にもらった駄菓子をむさぼっている。夕飯は要らなそうだ。本日は野菜不足なり。

10連休はじめ

巨大GWでどこも混んでいるのだろうけど、うちは一日一組。昨日も今日も明日も明後日も一組ずつ来客予定。娘と二人なのでじっくり仕事ができるわけでもなく、長時間出かけられるわけでもなく。そういうわけで昨日今日はジグソーパズル。3歳児でも多少できるね。


お出かけしたいと言うので公園へ行く準備をしたのだが「そうじゃない」と。じゃぁどこに行きたいのかと問うとまさかの「ちゅるちゅる食べに行く」と。まじか、まだ食うのか。じゃぁ比較的近所のここで。

うちの隣のヨーグルト工房でタープが並んで何やらお祭りをしていたので見に行ってみると、保育所で同じクラスの男の子がいた。超絶オラオラな口調と汚い言葉づかいで娘を呼び捨てにし命令していたのでおとーちゃんはちょいと不機嫌になった。子供に使う言葉は気をつけないとと改めて感じたのだった。

真に厄介なのは

バインディング巻き巻き開始。

修理の続きはブリッジ再接着。そりゃ楽して塗装の上からくっつけたらはがれるさ、と思っていたが、はがさなかったんじゃないんだな、はがせなかったんだなと。トップコートはポリウレタンだけど下地塗装はポリエステルだ。1mm近くある硬い塗装でカッターの刃は何度も欠けるしカッターが木まで到達しているかよくわからない。ノミで塗装を薄く削るとスルっと滑るしパキパキ割れるのでちょっとミスると外側まで塗装がなくなってしまう。真に厄介なのはネック折れではなかった。本当に恐ろしいのはブリッジの方だった。

かなり時間はかかったが、勝った。

指ががびがび

パーフリングの接着が完了。

ヘッド折れの修理も、ま、こんなもんかな。ただこのギター、ブリッジはがれの修理もあるのでまだ終われない。

今日なんかムワッとあったかいから、もうヒー○テックとかいらないなんて思ったら明日からグッと寒いらしいのね。最高気温差13℃?そうなんだよねー梅雨ごろまで寒い日はあるよねー。皆様もお気をつけて。

出し忘れ恐ろしや

朝は知り合いの車屋さんのところでオイル交換をお願いして世間話と釣りの話。帰ってみると町から封書、土地の件で手続きが終わっていないという連絡に驚愕して、2年前に世話になった司法書士の事務所にどうなっているんだと詰め寄った。事務方は確認の写真なんて撮りに行っていないなどと寝ぼけたことを言うしすったもんだあったのだが、夕方来た連絡で事務所のトップが、机の中に置いた書類を提出し忘れていたと。この書類で交渉してみるとか。やれやれ、あの時の苦労とお金と時間を無駄にしないでくれよ。本当に何事もなく通ってくれ。ダメだったら責任取ってくれ。

昨日の続きと手加工の溝切り。トリマー加工した部分はちょっと手直しが必要なんだけどそれはまた明日。あぁ明日は月に一度のお弁当の日かぁ・・・。

16年目の新品トリマーにて

週末に新潟へ行ったが、妻からの理不尽な侮辱に腹が立ったので予定を前倒して娘とともに帰ってきた。しばらく父子家庭を楽しみたいと思う。今朝、娘は新しいタオルを手に揚々と保育所へ走って行った。
製作と修理と企業からのお金にはならない遊び心(?)のための依頼と子供の世話と。

まずはトリマー作業から始めようか。バインディングの溝切り。スタートでドゥルルルって音がするのはベアリングの特性だろうか。使い勝手は全く変わらず日立M6なのに別メーカーの新品トリマーにでもしたような気分。 トリマーに使うならどこそこ製のベアリングが好きみたいな超絶マニアックな話になっていきそうな予感。

トリマー修理。いい音色だろ。

待望の品が届いた。

早速はずしてみる。ビットが入るところにプーラーの軸がすっぽりなので皿ねじを落とし込んでから締めてみると案外とあっさりと。

やや!なんとベアリングの裏面が違う。まったく同じ型番なのに。昔と製品ナンバー変わったか。なるほど、ちょっとベアリングのことがわかったような気がする。

でもひとまず取り付けて電源を入れると・・・
フィィィーーーーーンッ!完ぺきだ。
ガァァァーーーガガーーァァーガが
フィィィーーーーーンッ になった。いい音色だろ。
でも裏ぶたが無いんじゃ長持ちしなそうなのでムサシへ行ってみた。メーカー違いで売っていた。ネットなら半額で買えるよぉ。

再び交換。今度はブフォォォーーーーッになった。まぁよし。使ってみる。

バッチリだぜ。分解取り付けを繰り返した際にカーボンブラシが欠けたことが原因か、時折接触不良でウンとも言わないことがあるけれど、完全復活。これであと10年は戦える?

ちなみにオークションで落札したのも届いたので試してみる。いやぁ、ひどく錆びてベースに透明度はなく俺のよりも年寄りそうだ。きっと業者が屋外で使っていたんだなぁ。音は
ジィーーーーーーーーー
そのうちこいつも新しいベアリングをつけてあげよう。

#079vesse

インレイで蔵王のお釜をと初めに聞いた時には正直ちょっと戸惑った。とってもきれいなギターになったと思う。

昨日は講演だった。これまでの子供向けではなく、東北大学片平キャンパスで教授陣や大学の技術職、世界に誇るようなモノづくり民間企業の偉い人たちなどの前で、ギターづくりの技術的な話をするというすごい体験だった。本当に一番最初の発表でよかった。僕の後に発表した技術職の人たちの実験器具づくりの話や企業の話は唯一無二のそれこそ全部特許レベルのとんでもないものばかりで、ずっとぽかんと口をあけて聞いていた。僕のはギター職人みんなが昔からやっている木工の話だから次元が違った。それでもどうやら面白がってくれたみたいで、終わった後にたくさん声をかけてもらったし、幾人もから一番楽しみにしていたしもっと聞きたかったと言ってもらえた。全然異業種だけど今回出逢った企業としばらく交流が続きそうな予感がまた面白い。ちょっと巻き込まれてみようとおもう。それにしても片平キャンパス、ついつい団交や寮祭の試胆会の時に来たことを思い出すけれど、こんなに綺麗なところだったんだなぁ。