2018蔵王マルシェ2日目

マルシェ2日目、雨を嫌ってホテルのロビー開催。tupliは階段脇というか下というか、ステージの袖。他の店舗からちょっと離れて今回も広々。ありがたいなぁ。

午前中は閑古鳥。朝一番に数名、ミニギターを見に来たというおじさまが見えたんだけど、子供っぽいと思ったのか帰ってしまった。暇なので他のお店を見て回る余裕ができて色々話を聞いてみると、みんなとんでもなくすごい人たちなんだと思い知った。いまさら。

こけし工人見習いさんから聞いた。こけし工人って刃物から作るんだって。いや違った。刃物を作るためのフイゴから作るのだそうだ。炭起こして鋼を叩くところからスタートだそうで、鍛冶屋じゃないかと。

古植物学者さんに見せてもらったのは縄文時代の栗やクルミなどの化石。まだ硬化しきっていなかったり。色々知らないことを教えてもらったけれど、一番驚いたのはプレパラートになっている木片、縄文人が使っていた木の器から採取したと。その器は漆器だって言うのだから。縄文土器のイメージしかなかったが既に漆器を使っていたなんて。

もっとも突き抜けていたのはイタリアの伝統技法を使った額縁など。蔵王でチェンバロに絵を描いている人と言えば知っている人もいるかもしれない。金色は木地に漆で柄を描き赤い土などなどを塗り重ねて金箔を貼って装飾しているのだとか。これが本物なんだねぇ。そこら中にあるプラスチック製品もイミテーションもこれが元なんだなと。赤みを帯びて落ち着いてどこか古めかしく輝きも静か。それこそヨーロッパの観光名所になっている宮殿に飾られた額なんかはこういうのなんだべな。額縁の金箔の貼られていない青や緑の石のように見えるのも伝統の塗りの技法なんだって。たぶんどれもバカげているくらい安い。

お昼頃にミニギターのお客がちらほら。今日も親子の共同作業。このミニギターづくり体験、今月の22、23日、蔵王高原クラフトフェアでも出店することになった。さらにホテルの人からも来年の夏休みにホテルでどうだろうとお誘いを受けた。意外と好評みたい。

一刀彫の干支の置物も超絶かわいかったなぁ。連れて帰ってくればよかったかなぁ。ろくろ体験も面白そうだったけど、どうせなら電動ろくろやりたいし、爪伸びてるしなんて、知り合いの子供がやっているのを眺めていた。

子がもう少し大きくなったら器作りに窯へ家族で行こう。

久しぶりのはらからの豆腐はこれで一丁。豆の味が濃くてとろとろ。うますぎて醤油いらない。マツコの番組でも紹介されたらしい。

娘の誕生日にと友人からもらった絵本は以前から気になっていたヤツだ。やっぱりすごい。

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