タコマの腹腔鏡手術

タイヤは買ったけどそのお店ではアライメント調整できないというので、よしみの車屋さんに連絡して後日。これまで気にしたことも気になったこともないけど、真直ぐ走っている時にわずかにハンドルが傾いている気がする。

このところなぜだか修理の仕事も減ってしまっているのだけれど、やってくる修理はなかなか難しいものがほとんど。簡単なのは別のお店へ行っているのかな?

今回はタコマの裏力木はがれ。ブリッジの真下あたりにある1本の1弦側半分強。よりによって遠い側。

とうてい手は入らないんだけど、裏力木浮き程度で裏板ははがしたくないので色々考えて薄いステンレス板を2種買ってきた。この小さい穴から35cm先にボンドを入れてやる。試作をいくつか無駄にして、ボンドをつけるヘラと、ヘラの入らない部分へ瞬間接着剤を流すための滑り台を用意した。押さえつけるジャッキも使えないので、力は弱いけど風船をボール用空気入れにつないで中で膨らませる作戦。ホースは熱収縮チューブ。

小さなライトをボディ内に落として懸命に覗きながら一発勝負。これでボディを叩いた時の異音は消えてちゃんとくっついた模様。直ったよ。作業中の気分はさながら腹腔鏡手術だった。手術は成功しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください