被災ギターまだあった。

二度目の目止め。木口の方が詰まっているものだ。

さて、こちらの修理は力木はがれなんだけど、津波被害のギターだという。確かにボディ内部にシミがある。被災ギター、まだあったのか。ようやく仮設住宅から出られることになったというご夫婦のギターで、やっとギターを直す気になったのだとか。よく今日まで保管してくれていた。津波被災ギターとしてはかなり状態が良いのでなんとかボディを開かずに直したいと思う。6年前同様、復興支援価格でやらせていただく。復興はまだまだこれからだ。