今朝ようやくタイヤ交換した。夏タイヤも今シーズンが最後かもしれない。気付けば溝が結構浅い。
午前中からお昼を挟んで夕方まで、お客さんとあーでもないこーでもないといった話。軽いものからやや難解なものまで修理品4本を預かって、久しぶりに在庫ギターをたくさん出して弾き比べ。久しぶりに弾いてみたらメイプルのマンモス君もなかなかじゃないか。お客さんは自分のギターとは傾向の違うマホガニーや小ぶりなギターに反応したようだったけれど。
お昼ご飯、初めて入ったラーメン屋。「味噌ラーメンの3倍です。食材を無駄にしないよう食べきれる人のみ注文してください」みたいなことが表記された味噌タンメンに果敢にもチャレンジした。娘とシェアだしってことで。
ものすごい野菜の量ですよ。もやしだけでも2袋ぐらい入ってんじゃないかな。タンメンというより野菜の味噌煮だわさ。でもこれがね、しつこくなくて非常に好感の持てるお味。なんとかかんとか食べきったとさ。満腹。コスパ最強。
夜、また忘れてたんだけど、「ざおうみらいデザインかいぎ」に出席。中学校を統合した場合としない場合の生徒数の推移からこの先10年のクラス数、5教科以外の科目の専任教師の配置予想、存在できる部活の予想をたてるという、数字から見る具体的な考察で非常に興味深い話だった。統合しないと遠刈田地区が結構ヤバい。かなりさみしい感じになりうる。統合したとしてもおそらくみんなが期待しているほど部活の選択肢は増えない。とかね。FBで統合に賛成反対のアンケート、パブコメ集めてるようだから蔵王町民は覗いてみてほしい。町民じゃなくてもご意見・経験談等あれば聞いてみたい。
遠刈田の温泉宿ゆと森倶楽部はまだ桜が咲いていた。
GW前ギリギリでゆと森ギターを届けに行ってきた。なかなかの過酷な環境にさらされて複雑にゆがんだボディは直らなかったけど特に音がおかしいわけでもないので高いサドルに交換するだけで対処した。ブリッジがちょっとロールしたせいでスケールポイントがサドルの中で後ろにずれている事もあってサドル交換はしてよかったと思う。いつかもっとひどく歪んだら最終的には表交換しかないのかなぁ。
ちなみにうちの桜も満開だった。
伐採前に、なめこ育てるから枝を少し分けてくれと頼まれていて残していた分。切ってから一月以上経つのに咲くんだなぁ。
サイドの白黒線を貼り始めた。いつも思う。くびれの部分なんか、こんなの絶対曲がらない不可能を無理やりつじつま合わせてるよって感じがしてならない。そりゃそうだよなと思う。折れずにくっつけばオッケー。サイドの白黒線はくっつけにくい。
バインディングの溝掘りの続きを。裏板再接着した修理品もバインディングの溝を切りなおす。パーフリングは黒線を足す。それでも以前の線が少し残りそう。0.5mm以上ずれたということ。
製作中のギターは手加工の溝堀り。このボディエンドはかなり広い。難しいのが控えている。
カッタウェイの辺りは終わらなかったので明日以降に持ち越し。
朝むすめの手を引いて歩いているとおそらく近所に住むおじいちゃん2名とおばちゃん1名から「こないだはどうもね」と声をかけられた。気の毒に、人違いだ。誰がどんなどうもを撒いたのだろう。
はみ出た表と裏をナイフで落とす。この余分を落とす作業のためだけに左利き用のナイフがほしい。
一気にサイドの研磨まで。ブラックウッドの後だとローズウッドがとても柔らかく感じる。ペーパーの量もかかった時間も1/3程度じゃないかなぁ。
今日は放課後学習室の年度初めの説明会。今年は仰々しく委嘱状なんてもらった。
週末は買い物とハウスメーカーに費やしてあっという間に過ぎ去った。昨日は働いたんだけどブログ更新する前に力尽きた。
昨日と今日の2日間、天気がいいとの予報だったので表板の作業をこの間に終わらせるのがノルマ。昨日、力木を接着。今朝、削る。
サイド側の接着面をカンナで作ってペーパーで仕上げて接着。箱になって一安心。
力木接着はフォークギターの場合2回に分けて行っているので乾燥待ちの時間がある。修理の時間。フレットが四角過ぎて弾きにくいという。以前のすり合わせでフレット整形が足りなかったのだろう。極端にフレットが低いわけでもないのに角を感じる。なので頭を丸くする作業。
表甲接着の後ようやくブラックウッドのバインディング溝掘り。機械でできるところまで。修理品のバインディング溝までは手が回らなかった。
天気が崩れるという予報があったので表板の作業は回避。まずヘッド裏を整えてからペグ穴をあける作業を。
続いて修理。隙間があいてるのはバインディングがはがれたとかサイドがゆがんだとかじゃない。
どうやら裏板が縮んだようだ。木目方向に縮む量は少ないはずだから、アーチならではのゆがみ方なのかもしれない。埋めるしかできない。まずは下にメイプルを埋めた。
隙間は木で埋めるより白黒線でつないだ方がおさまりが良さそうと判断した。塗装のからみもあるし。当初は同じ0.5mm幅で白黒白黒と足していこうと思っていたが、黒勝ちになるととても目立つというか、くどい感じになったので白を2重にした。乾いたら研磨してきれいにしよう。
貼った力木を整形して、サイドに割れ止めを接着。
裏板の接着面を最終調整して裏板接着。ここまででほぼ一日かかっちゃった。
ところで、ガス代の請求書が来ておったまげた。以前のおうちはガスはコンロだけだったから2500円程度だったんだけど、ボイラーがガスになってどのくらいかなと思ったらなんと約2万円。単位当たりのガス代も倍。アパートだから解約できないと思って不当な値段設定なんじゃないかと思う。いやぁひどいなこれは。よく聞くプロパン高いでしょってこれなのか?以前のプロパンが安かったのか?
今日はロッドの埋め込み。まず長さを合わせて切る。チャネルによっては中の鉄心が簡単に取り外せなかったり、鉄心の太さがネジ部分とその他で違ったりして、そういう物は長さを変えられなかったりするので、このロッドはずいぶん探した昔ながらの形。一種類持っていればどのスケールのギターにも対応できる。長野県のネジ会社さんの製品。補強材はカーボン。これはノコで簡単に切れるから。ちなみにアメリカ製。
後ろのストッパーを切り落としてしまったのでこれまた同じネジ屋さんに頼んで用意してもらったナットを取り付けチャネルに合わせて削る。
埋め込み。接着は瞬間接着剤。ロッドの上の1mm弱のスペースは突板でふたをする。
このほかライニングを貼ったサイドをカンナがけして裏力木の接着も。
ところで、先日、およそ10年履いた作業用にしていたスニーカーとお別れした。崩壊寸前だった。
10年もったのは真夏はサンダルや雪駄で作業しちゃうし、サブ作業靴があったからなんだけど、そのサブもついに壊れた。
何店も靴屋を回ったけれど、履き心地と見た目の好みと馴染みやすい天然皮革という条件で気に入ったものが見つからず、スニーカーに詳しくない私は結局前とおんなじカントリーをネットで購入。なんで店舗に置いてないんだろ。よりトラディショナルな感じのする緑にしてみた。
こんなにシュッとしたフォルムだったんだなぁ。じき足に合わせてベタッと広がっちゃうんだけどさ。木工やるならサンダルとか雪駄なんてホントは絶対だめだよ。つまづいたら危険な機械があるし、しばしば作業台からノミやナイフが落ちて刺さるから。
ホールロゼッタの完成。
ネック折れ修理の仕上げ。
今日のメインはネック加工。薄いネックのためチャネルロッドとさらに補強材の分の溝も。5mm幅の段を作るのに5mmのビットが無い。ちょっと悩んだけど6mmのビットで問題なかった。
今日はお祭り。祭祀。雨が降らなくてよかった。
ギター工房tupli でのギター製作と日常を綴ります。