アザラシのケース

娘から始まった風邪は先に妻が発熱、次いで娘が発熱し、私も発熱した。私が一番長引いているかもしれない。みんな37度台後半であまり上がらないのだが喉が腫れて辛い。娘が一番元気そうだから不思議だ。元気そうに見えるが、おそらく明日も保育所はお休みだろうなぁ。

革細工は準備が整って縫うだけの段になると居間でもできるところがいい。夜やお昼寝中にチクチクできる。で完成したのがこちら。iPhoneケース。6および6sサイズ。全てお客さん持ち込みの材料で毛皮はアザラシだって。素晴らしい手触り。毛皮を縫うために用意されたのが絹糸だったんだけど、良く滑るから毛を逃がすのにとても良かった。計算されていたのかなぁ。摩擦ですぐ切れちゃうからロウは少しこすりつけたけど。

俺クタビレテルノカ?

家に関する今更感のある問題発覚とそれに伴う新たな大出費、突然出た条件との不適合、ふりだし感、迫る期日、準備の遅れ、申告というたんこぶ、ありがたいことに修理仕事山積、製作の停滞、喉の痛みとわずかな悪寒・・・。不安と苛立ちと焦燥感と倦怠感。とりあえず今日できる目の前の事から一つずつ片づけるしかない。

お得意様の急ぎの依頼からやらせてもらいます。みなさまお待たせしていてごめんなさい。可能ならばご旅行前にとのお話。革細工。でも今日もたくさんの人が訪ねてきて結局本体の材料を切り出しただけでタイムアップ。でもこれ、気分転換になりそうなお仕事。保育所の先生から「お父さん体調大丈夫ですか?」と心配されるほどくたびれているらしい。先日は「お子さん寂しくてぐずってました。もう少し早く迎えに来られませんか?」と言われてしまい・・・。確かにいつも残っている最後の数名、ぶっちぎりででうちのがおチビだ。が。近頃、過剰な残業が問題になり午後3時には帰宅する金曜日も提唱されているらしいが、そりゃ残業なんてあんまりしたくは無いけれど、まったく残業できないというのもこれはこれで辛いものだということ。そして仕事だけが仕事ではないということ。

アヒージョ

これまで色々な食べ方を試してきたけどこれは初挑戦。牡蠣のアヒージョ。幸せがオリーブオイルの中にあった。しかもすごい量だよ。ありがとうアヒージョ。ありがとう野々島。今日はワインにするわぁ。松島湾に乾杯。

あの頃より

今日は来客がたくさん。まず見学のお客さんが来て、それから親友と大学時代の友人とその家族(それこそ18年ぶり?)が修理品持って遊びに来てくれて。そんな大勢でごった返しているところに松島は野々島の知り合いがご馳走もって寄ってくれて。夜は村の監査役員として会合に出席。もう本当に今日だけでもこれまでの沢山の人の縁に感謝する一日だった。夫婦だけだと思って、と持ってきてくれた松島の牡蠣、すごい量だから友人が遊びに来てくれていてよかったくらい。シェア出来てよかった。美味しいからね、生ガキなんてペロリといっちゃうけれど世間様の二人分より多いよね。分けてなお至福。

友達のとこの子があんまりお兄ちゃんになってて驚いた。久しぶりに我が家でセッション始まったけどまるで入っていけないレベルの高さよ。わが子は残念ながら音楽よりじゃがりことシュークリームに夢中だった。写真だと鍵盤眺めてるように見えるけどね。あぁ、血なのか?それにしても彼女ももう30代かぁ・・・。イメージはまだ10代だよ。なんか、こういう歳の重ね方悪くないなって。親友と、友人の娘と、俺と、それぞれ子がいて、昔話とかの共通の話題があって、当時より親しく話せる。おもしろいね。

 

 

引越し準備もやらなくちゃ

赤いギターの修理はこのぐらいで大丈夫だろうか。埋めた木の部分の色がちょっと研磨すると落ちてしまうのでなかなかうまくいかぬ。近くで見るとう~んだけど遠目に見て同じ傾向の色ならまぁ。

現在手術中のギターは折れた力木を削り落として浮いた物はそのまま接着。トップのアーチが保たれるならこれ以上剥がさないで進めたい。

半分仕事、半分引越し準備。食器棚が一つ片付いた。どこか買い取ってくれないかなぁ。このペースで間に合うんだろうか・・・。

どう補強しようか・・・。

放課後学習室の人手が足りなくて水曜日も学校へ行くようになり今日も半日仕事。

表板をできるだけ貼り合わせる。でもこの断面だけの接着では非常に弱いなぁ。早く補強を入れないとまた同じ場所で割れてしまいそうだよ。割れて自由に動けるようになると材はさっそく反り始めるから平らにするのが大変。力木も現状の物がどこまで活かせてどれだけ貼り替えるのか、それによってはブリッジを剥がさなきゃいけなくなるのでその見極めが大事なんだが、ブリッジを剥がすためにも表板はある程度しっかりしてもらいたい。表板、はがさないで行けるのならやっぱりその方がいいね。バインディングがきれいに残ってるし。

チョコ化石発掘

妻からもらったチョコレートは少年の頃を思い出させてくれる。

化石のチョコだ!って開けてみると・・・

時間かかりそうだぞ。

大物の予感。見えているのは頸椎?あるいは長いしっぽだろうか。付属の説明書によると数種類の化石のうちどれが出てくるのか分からない上に、一体分そろっているとも限らないとか。わくわくするね。

化石の周囲の砂チョコは大陸中央部の乾いた大地よろしく、口に入れた瞬間に舌の水分をすべて吸い尽くすようで、北アメリカや中国の内陸を連想させる。大きな骨を発掘するとその下からはまた新たな化石が。作業は明日もだな。久々にNスぺでも見たくなった。それ、白亜紀じゃね?みたいのは俺もそんなに詳しくないから。

表剥がせない?

裏板を作る前に先にボディを整えておこうというわけで、割れて高さの足りなくなったライニングを削り落とした。使える部分は残しておく。ちゃちゃっとやるつもりが結構時間かかった。

せっかくの御開帳なので表板もよくよく見てみると、本当に表板も剥がすことが得策かどうかわからなくなった。ライニングの縁に沿ってグズリと割れているのなんて表板剥がす際にはなかなかのハードルになりそうだ。

現状のまま表剥がしにかかったら崩壊する。固定できるところはくっつけておいた方がいい。1番の力木(指板の下)が生きているならこのまま直していった方がいいのかもしれない。

白黒補填

昨日の続きで、つなぎ合わせた裏板材の研磨。内側はだいたいこんなもんだろうか。一部でローズが無くなってしまっていて、サイドとの接着面が無い部分があるのでそこはそのうち直すとして。

外になる面はローズがどれだけ残っているか分からないので恐ろしい。もともと0.5mmだがすでに0.1mmかもわからない。どっかは剥げるかなぁ・・・。なにせ”まだら”に研磨されてゆく。塗装はまだ剥がし切らずにおこう。バックセンターの白黒線、欠損したところを2カ所補っておく。

割れた合板の接合

ざざっと棚卸しして気付いた。こないだちょっと材料買ったんだけど、そのとき力木材買い忘れてたことに。むしろライニング材がたっぷりあったからその分の予算でスプルース買わなきゃいけなかったんだ。棚卸しって大事ね。間もなく確定申告だけど青色の現金主義だと棚卸ししても意味ないらしいんだけどね。

さて、難題修理を印象づける一つ、裏板真っ二つ。あんまり入り組んだところはちょっと削って破片が噛んだりしないように気を付けながらボンドと瞬間接着剤でくっつけてみた。ローズのギザギザがあるから接着の表面積はそこそこあり、キュッとかみ合う感触がある。隙間がどれほどか分からないから接着強度がどの程度か分からないけど、ちゃんと一枚の板になったぞ。